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ノズ・コレの燃費ひとくち講座 その3
(第21回〜第30回)

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はじめに

このページでは、ノズ・コレの燃費相談室で、私ノズ・コレが、毎週書き続けている「燃費ひとくち講座」を集めました。

相談室とは趣きをかえて、ふだんとは違った視点から綴っています。

ちょっとためになって、心がリッチになるようなお話に仕立ててあります。

感想などがありましたら、相談室の方へ書き込んでください。

お待ちしています。



第0回〜 第11回〜 第21回〜 第31回〜 第41回〜 第51回〜 第61回〜 第71回〜 第81回〜 第91回〜


第21回 アワオコシ舗装道路  投稿日 : 2001年2月24日<土>

高速道路に限らず、一般道路でも「アワオコシ舗装」された道路が多くなりました。
以前は大雨が降ると水はけが悪いために、水はねはする、タイヤはスリップする、ハンドルはとられると散々だった道路がアワオコシに改装されてから、雨中走行が抜群に良くなりました。排除する路面の水がないので、燃費もアップ。


みなさんはお気づきでしょう。
舗装道路が、黒っぽい路面に変わったとたん、スッとロードノイズがなくなった体験。
それはまるで、雨雲を抜けて晴れ間を漂うヒコーキに乗っているかのよう。
それが、低騒音、高排水性の高機能舗装のアワオコシです。


信号待ちで、運転席から路面を凝視します。
黒く細かい砕石を敷き詰めたように、スだらけです。
クルマが走ると、空隙に空気が逃げて、接地ノイズが生じにくいと納得できましょう。
真夏には、「逃げ水」がみられないのが心残り・・・。

第22回 問いたいタイヤ性能  投稿日 : 2001年3月3日<土>

私の友人に、かなり走り屋のD氏がいます。
アクセルベタ踏みの機会が多いので、氏のクルマのタイヤ磨耗は激しく、普通の人の倍以上の購入サイクルでしょうか。
D氏に、タイヤの感想を聞きます。
「ボクの好きなのは、B社とD社だね。安心してコーナーを攻められるからね」
「人気のあるY社は、どう?」
「アレは、ちょっと柔らかいんだ。コーナーで、腰がフラツくんだ」


私はM社が、どうも好きになれません。
「燃費向上率が当社比20%増の環境重視タイヤです!」
の謳い文句に踊らされ、期待していたら、B社より燃費ダウン。
そのM社は、トヨタ・ミニバンの純正タイヤです。


スバルは、特別にワゴン車向けのタイヤを、B社と共同開発しました。
以前のタイヤでは、広い室内に走行ノイズがこもってしまうからです。
「どんなスピードでも確実にグリップ」とB社が謳っていますが、ハーシュネス、振動などの総合性能が問われます。
安全・快適・低燃費の3拍子揃ったタイヤは、やはり、限られるようです。

第23回 エアロパーツの効果  投稿日 : 2001年3月10日<土>

エアロパーツは、走行中のクルマの周囲の空気の流れをスムーズにさせて、空気抵抗を少なくし、クルマ自体の性能アップを目指したものです。
身近な例では、長距離トラックのルーフ上の空力パーツは、燃費を大きく左右するでしょう。


基本的には、フロントバンパー下に装着するフロントスポイラーまたはエアダムスカートのフロント部と、リアエンドに装着されるリアスポイラーまたはルーフ後端のルーフスポイラーのリア部を組合わせて空力特性を向上させています。
なお、ボディ横に装着されるサイドスカートまたはサイドスポイラーは、エアスポイラーに属されません。


リアスポイラーだけで、夜の高速道路を走ったクルマがありました。
150km/h以上の高速ですから、フロントが浮き上がり、ロービームライトは、ハイの位置になってしまいました。
前走車のドライバーは、ルームミラーに映るライトに眩惑されたでしょうね。


Cd値の最も優れた形状は、涙滴型です。
前面が球状で、後端が先細りの尖った形状が、整流効果が最大となります。
これを応用した市販車では、ポルシェ911などが、想像されます。

第24回 2000年間で最大の発明  投稿日 : 2001年3月17日<土>

1昨年、草思社から1冊の本が出版されました。
●ジョン・ブロックマン編/2000年間で最大の発明は何か


世界の第1線の科学者・思想家から多くの回答が寄せられています。
たとえば、印刷機。
それまで、「言葉」の口承によった文化が、「保管できる文字」の蓄積により、伝達できる範囲・時間が限りなく拡大しました。
読書用眼鏡は、視力の衰える40歳以上の人間も活躍できる世界となったから。
その他、インド−アラビア計数法、消しゴム、乾草、インターネットなどなど。


この本で、「クルマ」を採り上げる知識人は、1人もいません。
クルマは、「内燃機関」「電池」「コンピュータ」などの発明の集合体だからです。21世紀を迎えた今日、私たちの日常生活に、すっかり溶け込んでいる文明の利器です。
クルマによって、文化、産業、輸送は飛躍的に進歩したのだから、おおいに評価されても良いはずですが・・・。


いうまでもなく、20世紀の終わりになって、クルマは、大気汚染、地球温暖化の元凶とみなされてしまったのです。
産業発展のリーダー的存在が、一転して、環境破壊の1番の悪玉に。
クルマは、ローテクノロジーの集合といわれます。その中で最も研究の遅れている自動車部品が、バッテリーです。
こうして現在、新バッテリー搭載のFCEV実用化に、世界が待ち望んでいるのは、自然の摂理でしょうか?

第25回 ヴィッツに学ぶエコラン・テク  投稿日 : 2001年3月24日<土>

ヴィッツ1.0L4ATが、My1stCarとなり、3週間が経ちました。
納車日オイル交換も済ませ、走行距離は、はやくも1000km突破。
さて、そのドライブ・フィールは?


まず、クルマ自体が軽いこと。
カタログでは車体重量が850kg(愛車の場合)と絶対有利。
クリープ現象が顕著にでますから、発進時が第1ポイントです。
ブレーキペダルを離し、スルスルと進んでから、アクセルに繋げます。
必要以上にアクセルを吹かしても効率の良い加速になりませんから、濃やかなアクセルワークとなりましょう。


クルージングに落ち着いたら、若干、アクセルを戻します。
これが第2ポイント。


前方の赤信号などで減速が必要なときは、惰力走行をします。
つまり、アクセルにもブレーキにも、足を置いていない時間を長くします。
波状運転を極力さけることがエコランにつながりますが、他車との円滑な流れに沿って行うことが、大前提です。

第26回 ヴィッツに学ぶエコラン・テク2  投稿日 : 2001年3月31日<土>

マイ・ヴィッツ1.0L4ATによるエコランのお話です。
一般道で、定速クルージングに入った後、目の前の赤信号のため、アクセルペダルから足を離します。
フューエルカット機能が働きますから、インジェクタへの電気をOFFにすることで、エンジン供給の燃料はカットされます。
この時間帯を設ければ、燃費向上につながります。


そのままブレーキペダルを離して惰力走行を続けていると、900RPMあたりでクルマに軽い挙動が現れますから、フューエルカットがOFFされるのが体感できます。
フューエルカットの働くエンジン回転数は、ATが2200RPM以上、MTが1,2,3速で2200RPM以上、4,5速が1300RPM以上のセッティングが、最近のクルマでは一般的です。


長らく定速クルージングを続ける場合は、若干、アクセルを戻します。
戻しすぎるとスピードダウンとなりますから、微妙なアクセルワークが必要となります。
といっても実際の一般道では、そのような時間はなかなかとれませんね。

ここから、新掲示板に変わりました!

第27回 ヴィッツに学ぶエコラン・テク3  投稿日:2001/04/07(Sat)

マイ・ヴィッツ1.0L4ATには、HKS CAMP(燃費情報表示装置)が、取り付けてあります。
したがって、アクセルワークの踏み加減により、瞬間燃費は、めまぐるしく変化します。


加速したクルマが、定速クルージングに入ったと仮定します。
60km/hで、瞬間燃費は20km/L前後でしょうか。
このとき、減速しない程度でアクセルを戻します。


次に加速と減速の変化点を探るために、痙攣のようにアクセルの足を震わせてやります。
CAMPの瞬間燃費をみると、どうでしょう。
20〜60km/Lという、途方もなく高い数値で変動するのがわかります。
こうして、高いレベルでの瞬間燃費を連続的に引き出すことにより、平均燃費が向上します。
CAMPがないクルマでの、加速と減速の変化点を探ってみましょう。
軽いアクセルフィールで、クルマがスーッと滑るように走るポイントがありますが、それがエコランのキーポイントになる変化点です。

第28回 ヴィッツに学ぶエコラン・テク4  投稿日:2001/04/15(Sun)

マイ・ヴィッツ1.0L4ATで、一般路においてベスト燃費を引き出せる速度(スイートポイント)を、探ってみます。

高いレベルでの瞬間燃費が連続して出現するポイントは、58〜59km/h、1510RPMあたりと、マイカーで判明しました。
国産車では、このあたりに、スイートポイントが設定されているのではないでしょうか。


続いて、スイートポイントのアクセルワークです。
定速クルージングに入ってから、減速しないようにアクセルを戻します。
次いで微調整レベルで、ごくわずかですが、さらにアクセルを戻します。
この2段階操作が必要です。


加速と減速の変化点を探るストロークは、あまりシビアに行う必要は、ありません。
宇多田ヒカルのナンバーをメトロノーム代わりにして、アクセルワークとシンクロさせて、私はスイートポイントを保持させています。
スイートポイントが的中すれば愛車の燃費は、車種の違いはありますが、少なくとも1,2km/Lアップするでしょう。

第29回 ヴィッツに学ぶエコラン・テク5  投稿日:2001/04/22(Sun)

満タンで、どのくらい走れるか、マイ・ヴィッツ1.0L4ATで、チャレジしてみました。

けっきょく、ガス欠状態でエコラン・テストは終えたわけですが、その走りは、満タン状態と空体状態では大きく変わるものでした。
・満タン時の燃費;     17.1km/L
・残5Lの燃料での平均燃費:23.8km/L
その燃費変化率(向上率)は、じつに40%!!


38Lのガソリン消費ですから、ガソリンの比重0.7として、
38×0.7=26.6(kg)


ヴィッツの車体重量850kgから、27kgの荷物があるなしで、これだけ変化します。
一般に、10kgの荷物を積んで50km走れば、約20cc余分に燃料を消費するといわれています。
コンパクトカーでは、その影響は大きいですね。
マイカーを物置にしないように心掛けたいものです。

第30回 ヴィッツに学ぶエコラン・テク6  投稿日:2001/04/29(Sun)

ヴィッツ1.0Lのアイドリング回転数は、暖機運転終了後、およそ700RPMでしごく一般的です。
このときの燃料消費量は、7〜8cc/min。
単純に考えても、2Lエンジンのアイドリング時の1/2の消費量ですから、燃費面では、きわめて有利です。


ここで注目したいのは、1Lに照準を合わせ、鍛え上げられた新開発エンジンによりクラストップレベルの実用的動力性能を、トヨタが実現したことです。
トヨタグループのダイハツ工業の協力も、大きなアシストになっています。


エンジン始動時、加速時、アイドリング時に、クルマは、より多くの燃料を消費します。
環境問題を考えれば、少しでも化石燃料の消費を抑えなくてはなりません。
トヨタのNBC(ニュー・ベーシック・コンパクト)プロジェクトの中心的存在が、小さな巨人−ヴィッツです。この燃費優等生が、日本やヨーロッパの公道を闊歩するシーンは、1ユーザーの立場から見ていると、たいへん清々しく思われます。





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