てつのリフレッシュ大作戦|ムーヴに軽量ホイール&エコタイヤで燃費アップ

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てつのリフレッシュ大作戦
(ムーヴに軽量ホイール&エコタイヤで燃費アップ)

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ムーヴに軽量ホイールとエコタイヤを装着

ムーヴを購入して3年と3ヶ月経過し、走行距離も17,000kmを超えました。
タイヤの摩耗も進み、私の心の中にむくむくとホイールやタイヤ交換の気持ちが芽生えてきました。
レガシィは2インチアップの19インチに、プジョー206は3インチアップの17インチのホイールとタイヤに交換しています。
ムーヴに関しても現在の14インチからインチアップしたい気持ちはあるのですが、ムーヴまでインチアップしてしまうと我が家の車は全て「超偏平タイヤ装着三兄弟」となってしまい、車での行き先や取り扱いに障害が出る可能性があります。

ここはインチアップを我慢して、現在主流のエコな軽量化ホイールとエコタイヤへの交換を検討しました。
14インチタイヤで軽量ホイールを探していると、14インチで4.0kgを切り1本の重量が3.98kgPIAA製の「ユーロテック S6-R+e2」を見つけました。
鍛造ではなく鋳造なので、価格も定価で15,750円と比較的お手頃です。
デザインもスリムなスポークで、私の好みに合っています。
色はダイヤモンドブラックメタリックとレーシングチタンの2種類ありますが、長男の希望でダイヤモンドブラックメタリックを選択しました。

「ユーロテック S6-R+e2」は、14インチ以外に15〜17インチも用意されています。
例えばプリウス対応の17インチだと、純正の15インチホイールの7.4kgよりも軽い6.8kgだそうです。
軽量ホイールを探している方は、要チェックのホイールだと思います。

次にエコタイヤですが、最近では各タイヤメーカーから多くの種類のエコタイヤが発売されています。
今回は軽量ホイールなので、タイヤも軽量タイヤを探していたところ「従来品比約10%の軽量化を実現」とアピールしてあった、トーヨータイヤの「エコウォーカー(ECO WALKER)」です。
サイズはムーヴの純正サイズと同じ155/65R14もラインナップにありました。
ちなみに、ムーヴ新車購入時に装着されているタイヤはブリヂストンのB390で、一般には販売されていないライン装着用のタイヤのようです。

軽量ホイールと軽量タイヤが揃ったところで、せっかくですからホイールナットも軽量タイプを探しました。
Yahoo!オークション経由で見つけたのですが、エコイルが取り扱っている「軽量ジュラルミンナット(袋ショートタイプ)」が重さ18g・長さも31mmで1個270円です。
色も青・赤・黒・銀の四色から選べるのですが、私は無難な黒を選択しました。
エコイルが扱っているホイールナットですが、今回装着した袋ショートタイプ意外にも、貫通タイプやロックナットセット、クロモリ鋼レーシングナット等もラインナップされており、どのホイールナットも購入しやすい価格なので、軽量化とドレスアップ効果のために一度お試しください。

 

  



ユーロテック S6-R+e2とエコウォーカー装着
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軽量ホイールのユーロテック S6-R+e2と、軽量なエコタイヤのエコウォーカー(ECO WALKER)を装着した前輪です。
ユーロテック S6-R+e2のサイズは、14×4.5J+45なので純正と全く同一です。
かなり細いスポーク形状で、ノーマルのアルミホイールと比べると、ディスクブレーキがよく見えるようになりました。

ユーロテック S6-R+e2とエコウォーカー装着(少し斜めから)

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ユーロテック S6-R+e2の細いリムは、軽くカーブしてリムに伸びているのがわかると思います。
ダイヤモンドブラックメタリックを選んだ理由の一つは長男の好みですが、もう一つの理由はスポークのサイドやリムの一部がブラック塗装されていることです。
アルミホイールを掃除しているとわかると思いますが、ブレーキパッドで一番汚れるのがこの場所です。
ブラック塗装されているので、パッドの汚れも目立たないと考えたからです。

ユーロテック S6-R+e2とエコウォーカー装着後のムーヴ

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ユーロテック S6-R+e2とエコウォーカー装着後のムーヴ全体です。
ノーマルのムーヴと比べると、足元が精悍でかつ軽やかになったように感じます。
今まで装着したアルミホイールは全てシルバー塗装のホイールばかりだったのですが、メタリック系もお洒落だと感じました。

エコウォーカー(ECO WALKER)のサイド部分

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軽量なエコタイヤであるトーヨータイヤの「エコウォーカー(ECO WALKER)」のサイド部分です。
スッキリとしたサイドデザインで、どんな車にも合うと思います。
ホイールのリムの部分に注目して欲しいのですが、リム外周部の凹み部分はにはスポーク側面と同色のブラック塗装がされています。(凝っていますねPIAAさん)
ちなみにエアバルブのキャップには「PIAA」のロゴが入っています。

エコウォーカー(ECO WALKER)のトレッドパターン

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エコウォーカー(ECO WALKER)のトレッドパターンは、葉の葉脈をモチーフにしたデザインだそうです。
エコばかりではなく、パターンノイズを低減させる「サイレントウォール」を採用し、さらにタイヤの内部にはロードノイズを低減させる「ノイズプロテクションシート」が内蔵されているそうです。

軽量ジュラルミンナット(袋ショートタイプ)の重量

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エコイルが取り扱っている「軽量ジュラルミンナット(袋ショートタイプ)」が届いたので、16個が袋に入った状態で重量を量ってみました。
すると283gです。つまり1個の重量を計算してみると「283÷16=約17.69g」となり、スペックである1個18gをクリアーしています。
純正の鉄製のナットの重量を計測してみると、16個で593gだったので、1個は約37gとなります。
つまり半分以下の重量で、タイヤ1セットあたり76gの軽量化となります。

軽量ジュラルミンナット(袋ショートタイプ)の装着

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軽量ジュラルミンナット(袋ショートタイプ)を装着したホイールのセンター部分です。
ユーロテック S6-R+e2は、ホイールナットを入れるところもブラック塗装されているので、良く合っていると思います。
「EURO TECH」のセンターキャップですが、私の好みとしては「いかにもセンターキャップです」と主張している形状より、もっとフラットで目立たない形状の方が好みです。PIAAさんご検討ください。

軽量ジュラルミンナット(袋ショートタイプ)のはみ出し量

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軽量ジュラルミンナット(袋ショートタイプ)を装着するとき心配だったのが、ホイールナットのはみ出し(飛び出し)量でした。
軽量ナットの中には長さが長い製品もあり、普通車では問題にはならないかもしれませんが、軽自動車の場合にはナットがフェンダーから飛び出してしまう可能性があります。(つまり車検に合格しない可能性がある)
エコイルが取り扱っている「軽量ジュラルミンナット(袋ショートタイプ)」は長さが31mmと比較的短いので、実際に装着してみるとホイールキャップよりもほぼ同一か少し入っている状態なので、全く問題ありませんでした。

ユーロテック S6-R+e2とエコウォーカー交換前の燃費

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ユーロテック S6-R+e2とエコウォーカー交換前に、あるコースを走行して燃費を計測しました。
走行距離は20.5kmのコースですが、何と21.2km/Lの燃費データを記録してしまいました。
走行時間は31分14.6秒なので、平均速度は40.71km/hとなります。
通常の平均燃費が12km/L〜15km/Lなので、驚いてしまいました。
いかに通常走行が、短距離でストップ&ゴーが多くて、またエンジンが暖まっていない時の走行が多いのがわかりました。

ユーロテック S6-R+e2とエコウォーカー交換後の燃費

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ユーロテック S6-R+e2とエコウォーカー交換後に、同じコースを走行して燃費を計測しました。
タイヤが新品なのでタイヤ直径の差から走行距離が若干短くなり20.2kmとなり、平均燃費は24.8km/Lを記録してしまいました!
走行時間は29分14.6秒なので、平均速度は41.10km/hとなりますので、交換前よりも交通の流れが少し良かったと考えられるので、これも燃費に影響したのかもしれません。

騒音計で交換前後の騒音を検査

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iPhoneのアプリにDecibel(デシベル)と言う騒音計のソフトがあります。(価格は115円)
正確な騒音は計測できないとは思いますが、騒音の差は計れると思ったので、購入して計測してみました。
同一の道路で60km/hの速度でアクセルオフにした状態で計測し、交換前は69〜71dBだったのが、交換後は68〜69dBでした。
私の耳にも、ハッキリと静かになったのを感じました。


ユーロテック S6-R+e2とエコウォーカー(ECO WALKER)に交換した結果は?

PIAA製の「ユーロテック S6-R+e2」が届いたので、家にあるヘルスメーター(100g精度)で重量を計測しました。
すると1本の重量は4.0kgと表示されました。公称値が3.98kgなので、まさにぴったりの重量です。
実際にショップで作業してもらったとき、軽量ホイールであることは何も説明していないのに、ショップの方は「このホイール軽いですね」と話していました。

トーヨータイヤの「エコウォーカー(ECO WALKER)」サイズは155/65R14が届いたときも重量を計測しました。
タイヤの形状で重量は計測しにくかったのですが、ヘルスメーターには5.1kg〜5.2kgと表示されました。

近所のショップでホイールの組み込みとバランスを行った後にも、ホイールとタイヤの合計重量を計測すると約9.2kgでした。
さらに外した純正のホイールとタイヤの合計重量を計測すると、約10.5kgでした。
新品のタイヤと摩耗したタイヤの比較なので、純正のタイヤが新品であればもっと重たかったはずです。

タイヤ1本で約1.3kgの軽量化で、タイヤ4本で計算すると約5.2kgの軽量化です。
さらにホイールナットの軽量化を加えると、約5.5kgの軽量化となります。

タイヤの空気圧は少し高めの2.4kに調整し、早速近所を走行してみました。
まず最初に感じたのが、意外と固めと言うかシッカリした感じと、走行音の静かさです。
摩耗したタイヤと比較するのは酷かもしれませんが、今までザラついていた感触が薄れて、確実に静かになったのがわかります。
少し距離を走行してみると、タイヤとホイールが馴染んだのか固めの突っ張った感じがなくなり、しなやかな乗り心地に変化しました。
今まで軽自動車だからと諦めていた乗り心地ですが、明らかに良くなったのがわかります。
昨年末に姉が新車で購入したスティングレーを運転したとき、やはり新型車はボディもしっかりしているし乗り心地も良いと感じて羨ましかったのですが、このタイヤとホイールを交換した後は、乗り心地の安っぽさはほとんど気にならなくなりました。
また軽量なホイールと軽量なタイヤの効果のためか、凸凹の道路を走行するときのタイヤの追従性が良くなったようです。
わかりやすく例えで説明すると「普通の運動靴から、軽量なスニーカーに履き替えた。」感じでしょうか。
今までホイールやタイヤを交換するときは、インチアップばかりに目がいっていたのですが、純正と同じサイズでも最新のタイヤに交換するだけで、これだけ乗り心地の静粛性がアップするのは新鮮な体験でした。

静粛性がアップしたので、実際にiPhoneの騒音計(Decibel)アプリで騒音を計測してみると、交換前は69〜71dBだったのが、交換後は68〜69dBでした。
計測する道路は、風切り音や悪路のロードノイズ、周辺の騒音の影響をできるだけ受けない道路を選択しました。
ムーヴはアクセルオンの時のエンジン音などが大きいので、60km/hプラスアルファの速度まで加速した後にアクセルをオフにして、車速が60km/hに落ちた時点に騒音計の目盛りを目視した結果です。
実際には2箇所の道路で計測しましたが、ほぼ同じ数値となっていますので、騒音計でも確実に静かになっているのがわかると思います。
なお、iPhoneの騒音計(Decibel)アプリはキャリブレーションの機能があるのですが、私の環境ではキャリブレーションを行うことができなかったので、あくまで相対的な計測結果として理解してください。

燃費の測定は、近所の道路を使用して行いました。
ほとんど渋滞などが発生しない場所で、かつ時間帯を選択しました。
約20kmの距離ですが、その間は信号11箇所、工事中(片側通行)2箇所あり、一部アップダウンはありますが、比較的平坦な郊外の道路です。
燃費の測定はムーヴに装備されている燃費計を使用し、iPhoneのストップウォッチを使用して走行時間も計測しました。

■ ホイールとタイヤ交換前
走行距離:20.5km  平均燃費:21.2km/L  走行時間:31分14.6秒  平均車速:40.71km/h
■ ホイールとタイヤ交換後
走行距離:20.2km  平均燃費:24.8km/L  走行時間:29分29.2秒  平均車速:41.10km/h

交換前の平均燃費で「21.2km/L」を記録してしまったので、本当にビックリしてしまいました。
ちなみにムーヴカスタムの10・15モード燃費は、20.0km/Lです。
今までムーヴは軽自動車なのに燃費が悪いと思っていたのですが、ある程度の距離を一気に走行すると、かなり良い燃費を記録するのを初めて知りました。

交換後の燃費計測時は、交換前の「21.2km/L」を更新できるのか心配でしたが、あっさり「24.8km/L」に更新してしまいました。
交換前も後の走行もエコランなどはせずに、普通に燃費が悪くならない程度の安全運転です。
走行中にシフトダウンしてエンジンブレーキによる燃料カットを行ったり、ニュートラルにチェンジすることなどはせずに、常時ポジションはドライブに入れっぱなしです。
エアコン(2月なので暖房)とFMラジオは入った状態で、雨は降っていない昼間の計測です。

走行距離が「20.5km」と「20.2km」となっているのは、新品タイヤに交換したため、タイヤの直径が大きくなっているためだと考えます。
ちなみに空気圧は、交換の前後とも2.4kに調整しています。

交換前後の平均燃費は「21.2km/L」と「24.8km/L」になっていますが、タイヤの直径の補正は入っていません。
走行距離の差から交換前に合うように補正を入れると「25.17km/L」となり、さらに交換後の燃費が良くなります。
但し、交換後の方が平均車速は高いので、交通の流れが少し良かったと考えられますので、これもデータに影響していると考えられます。
それにしても「約4.0km/L」の燃費が向上し、向上率で計算すると「約19%」になります。

今回装着したエコウォーカーは「ころがり抵抗20%低減」「燃費3.2%向上」とうたっています。
さらにホイールメーカーであるレイズは大阪工業大学合同ECO検証プロジェクトとして、軽量ホイールを使用して「10・15モード燃費が約3%向上」を公表しています。
これからのタイヤは、コンフォートタイヤはもちろんスポーツタイヤであっても、エコを実現する技術が必要だと思います。
またアルミホイールも、見た目やデザインだけでなく、本来の目的であるホイールの軽量化を目指したホイールが多くなってくると思います。
今回の燃費の測定は、あくまで一般路で測定したデータなので、色々な影響もあると思いますが、ホイールやタイヤの軽量化やエコタイヤの装着は、必ず燃費の向上につながると思います。



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