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てつのリフレッシュ大作戦
(アーシング)

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2002年1月末  アーシング

燃費一番のサイト管理を行っていながら、当サイトの目玉であるアーシングを愛車に行っていませんでした。
「いつかはアーシングをやらなければ」と思いながらも、ついに1年が過ぎてしまいました。
アーシングを行うに、まず最初の壁は、やはり材料や部品集めです。
安く仕上げようとなると、電気工事部品などを扱っている専門店でケーブルや端子を購入すれば良いのですけど、私の住んでいる町ではどこで売っているか不明?(と言うか、調べていない)
車種別の専用キットも考えたのですが、私のカルディナの専用キットは見つからない。
と思っていたら、昨年後半から、汎用キットを販売するメーカーが出てきました。


ノズ・コレさんから、あの車のパーツで有名なエーモンが、アーシングのパーツの販売を行うとの情報を得て、早速エーモンのホームページを見に行きました。
ありました、ありました、アーシングのパーツが。他メーカーの汎用キットの場合だと、全てのパーツがセットになって販売されている例が多いのですが、エーモンの場合には全て個別に販売です。
各パーツを個別販売するとなると、さぞ管理が大変だと思いますが、それは今までの自社製品が、個別売りをしているので、全然問題はないのでしょう。


話は戻って、エーモンのアーシングパーツは「CustomEarthSystem」と呼んでいて、アーシングと言った表現をしていませんが、ここでは一般的なアーシングと呼ぶ事にします。
エーモンのホームページを見て一番気になったのは、ターミナルブロックです。
アーシングを行う上で、一番配線の取りまわしが難しい、バッテリーのマイナス端子の部分の配線を上手くカバーしてくれそうです。しかも、見た目がカッコイイ!!!
色んなホームページなどで、バッテリーのマイナス端子から、端子を沢山重ねて止めている画像をよく見ますが、私にはちょっと抵抗がありました。と言う事で、エーモンパーツを使用することに決定しました。


最近になって町のイエローハットにも、エーモンのアーシングキット(正しくは、CustomEarthSystem)が入荷されたので、早速パーツを購入し、簡単なカタログ(セッティングガイド)をもらって返ってきました。
購入したパーツは、以下の一式です。これは、エーモンのセッティングガイドを参考にして購入しました。

    パーツ
    数量
    単価
    アースケーブル(黄)
    5m
    560円/m
    ターミナルブロック
    1個
    1680円
    結束バンド(青)
    1個
    300円
    アース用端子(青)
    6パイ(6セット入)
    1箱
    980円
    8パイ(4セット入)
    1箱
    680円
    10パイ(4セット入)
    1箱
    680円
    合計
    7120円
      

注意:価格は、オープンプライスなので、上記価格は私がイエローハット購入した価格なので、他のショップでは高かったり、安かったりするかもしれませんので、参考程度としてください。

合計すると、7120円になってしまいました。電気工事部品店で買えば、もっと安くなるのでしょうが、汎用アーシングキットとしてセット販売されているものは1万円前後なので、あながち高いとも思えません。
そうそう、各パーツの色(ターミナルブロックを除く)なのですが、青色と黄色が用意されています。(結束バンドも2色を揃えているとは、芸が細かい!)
私の場合には、ケーブルを黄色にして、他のパーツは青色にそろえました。


材料や部品は揃ったのですが、こんどは工具を用意しなければなりません。
一番の難関は、8sqの圧着ペンチです。町のホームセンターで色々探してみると、4〜5千円ぐらいするようです。
圧着ペンチの購入を考えたのですが、昔からの友人に聞いてみると、何とか圧着ペンチが借りれる事となり、今回は購入をパスしました。
他の工具に関しては、昔アマチュア無線をしていたので、ペンチやニッパ、カッターやレンチなので、用意する事ができました。

作業開始
1月の寒い中、朝9:30に私の自宅に友人を呼んで、二人で作業を開始しました。
二人ともアーシング作業は初めてです。インターネット等であるていどの情報は集めているのですが、やはり聞くのとやるのでは違います。


まず、エンジンルームを覗いて、アーシングポイントを探します。
最終的に行ったアーシングポイントは、以下の画像を見て頂けたらわかると思いますが、「(1) 純正アースの追加、(2) エンジンブロック右側、(3) エンジンブロック左側(オルタネーター付近)、(4) インテーク部分」の4箇所です。


バルクヘッドやヘッドライト付近も行いたかったのですが、ケーブルを5mしか購入していなかったので、残念ながらここまでしかできませんでした。(最初から、計画してケーブルを購入しておけばよかった。反省)

画像を見てもわかるように、ストラットバーにケーブルをはわせる事で、すっきりとした配線になっていると思います。マイナス端子の部分の配線も、ターミナルブロックのおかげで、きれいな仕上げとなりました。(満足!満足)
アーシングを作業して感じた事
作業時間は、二人で行って、約2時間。アーシングポイントを考えながら、ゆっくりとしたペースで行ったので、アーシングポイントが決まっていれば、もっと早く行う事ができるでしょう。
一人でも作業はできますが、二人の方が何かと便利だし、アイディアが出たり、ミスが少なくなると思います。


8sqの圧着ペンチを使って、ケーブルを端子に圧着する作業ですが、ミスする事無く難しいものではありませんでした。ここでのポイントは、絶縁キャップを入れるのを忘れない事でしょうか。
私の場合、一方を圧着して、ケーブルを切った後、すぐにもう一方の絶縁キャップをケーブルに通しておく事で、ミスを防ぎました。


ケーブルの配線の手順なのですが、(1) 片方を圧着する、(2) アーシングポイントに止める、(3) バッテリーのマイナス端子付近までケーブルを仮止めして、必要な長さで切る。(4) 残った片側を圧着する」で行いました。どのような手順が簡単で、ミスが少ないかわかりませんが、とりあえず問題なく行う事ができました。

これは常識ですが、作業前には「バッテリーのマイナス→プラス端子の順」で外し、作業完了後はこの逆「バッテリーのプラス→マイナス端子の順」で取り付けます。

こちらがエーモンのホームページです
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これが購入したアーシングキットの商品全てです。

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アーシングを行った後の、エンジンルームです。

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メッキが美しい、ターミナルブロック部。
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同じく、ターミナルブロック部を横から見た所。
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純正アースのアーシングです。
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エンジンブロック右側の接続部です。
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エンジンブロック左側(オルタネーター付近)とインテーク部分です。
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エーモンの「CustomEarthSystem」はどうなの?

私の場合、エーモンの「CustomEarthSystem」を使用したのですが、その感想をまとめました。

  1. ターミナルブロック
    メカニカルなデザインとメッキが美しく、私の今回一番のお気に入りです。
    このターミナルブロックが無ければ、エーモンの商品を買わなかったかもしれません。
    このターミナルブロックは、バッテリーのマイナス端子に取り付けて、アーシングの配線を美しく処理する事ができます。
    でも、ちょっと構造上の疑問点があったので、エーモンに質問メールを送りました。
    するとビックリ!翌日には回答が返ってきました。
    (その質問と回答の内容はこちら)

  2. アースケーブル
    導体にOFC(無酸素銅99.99%以上)を使用して、耐熱度は105度だそうです。耐熱性能に関しては、これからのケーブルの変色などの様子を見る予定です。
    一番気に入ったのは、ケーブルが柔らかい事。8sqなのでかなり硬い(曲げにくい)事を予想していたのですが、とても柔らかくてケーブルの取りまわしは簡単でした。
    今後は、赤色や透明色等のバリエーションが増えると楽しいと思います。


  3. アース用端子
    24Kメッキされていて、6、8、10パイ用が用意されています。
    24Kメッキとは贅沢ですが、電気抵抗は低そう。
    絶縁キャップがケーブルの色と、コーディネートできる所がメリットかな?


  4. 結束バンド
    通常はインシュロック(?)と呼ばれる結束バンドでケーブルを止めていきますが、こちらの結束バンドはアイディア物の商品です。
    通常のインシュロックの頭の部分とバンド部分を分離した構造となっていて、以下のメリットがあると思いました。
    バンドの部分は、必要な長さだけ切るので、無駄が出ない。
    結束に失敗しても、頭の部分やバンド部分は再利用できる。
    つまり、時代にマッチしたエコ商品でしょうか?
    複数種類の長さのインシュロックを購入するより、こちらの結束バンドの方が自由な長さにカットできて良い所でしょう。
    それと色のコーディネートかな?


    私の一番のオススメは、ターミナルブロックですが、同一ブランド、カラーで揃えたい方には、オススメのキットだと思います。
    なんたって、各パーツはバラ売りなので、後でアーシングを増やそうと思ったら、追加購入すれば良いだけですから。
    汎用のアーシングキットで各パーツがセットになっている商品では、ケーブル長の不足やアーシングの追加が発生した時、別のケーブル等を購入するしかないですから。
インプレッション
さてさて、アーシング後のインプレッションです。
  1. エンジン始動性
    昨年末、バッテリーを新品交換したばかりなので、アーシング前から問題は無いので変化はありませんでした。


  2. ヘッドライトの明るさ
    カルディナのヘッドライトバルブは80W(ぐらい?)の高効率バルブに交換しています。
    で、アーシング後 実際に夜走ってみたのですが、変わりませんでした。と言うか、私にはわかりませんでした。(今回は、ヘッドライト付近には、アーシングしていないので当然か?)
    でも、ハッキリと変化した部分があります。
    夜信号などで停止している時、パワーウィンドウのスイッチを動作させると、ヘッドライトの明るさが落ちていました。
    おそらくパワーウィンドウのモーターを動作させる事により、電圧降下が発生し、ヘッドライトに影響が出ていたのだと思います。
    この症状が、ハッキリと減りました。少しは明るさは落ちるのですが、以前と比較するとかなり少なくなっています。


  3. オーディオ
    一番最初に感じた変化は、オーディオでした。鳴らして直ぐにわかったのは、中音域が良く鳴るようになりました。
    と思って色々オーディを操作していると、これは間違いの事に気がつきました。(^^ゞ
    いつもはラウドネスをONにした状態で聞いているのですが、アーシング作業のために一時的にバッテリーの配線を外したため、このラウドネスがOFFになっていたため、中音域が良く鳴るように感じたみたいです。(失礼しました〜!)
    そこで、いつも聞いている状態にするため、ラウドネスをONにしてみると、低音域と高音域が伸びる伸びる!でも、これってラウドネスの効果なんですよね!
    正直言って、オーディオの音の変化は、わかりませんでした。
    バルクヘッドにアーシングすると、特に変わるって情報があるので、それが原因かもしれません。


  4. 走りはどう変わったの?
    アーシング後、土日に街中をブラブラしましたが、特に体感するほどの変化は感じませんでした。
    オートマチックだし、鈍感な私だからかな?
    月曜日にいつもの通勤路を走って、アーシングの違いを感じる事ができました。
    それは、通勤路にあるトンネルの場所です。このトンネルは勾配が付いており、上って下っての坂道となっています。
    その上りの走りが、以前と比べて楽になったような気がします。
    いつもだと、アクセルを結構踏まなければ、スピードが落ちていたのですが、現在ではチョッとアクセルを踏んでやるだけで上っていきます。
    やはり、アーシングで良く言われている、中低速のトルクがアップしたのでしょうか。
    最初の土日に気が付かなかったのは、平地しか運転していなかったからかもしれません。
    現在カルディナにでは、中心電極が細いイリジウム系のプラグを使用しているので、中心電極が太いプラグに変えるともっと効果があるかもしれません。


  5. 最後に、燃費は???
    アーシング後、まだ給油していないので、わかりませ〜ん!
    アーシング直後に給油したのですが、最近では最低の9.2km/L(つまりアーシング直前の燃費)。
    冬になると毎年、エンジンが暖まらないため、長時間濃い混合気を噴射するので、燃費が悪化します。
    今後、燃費がどのように変化するかが楽しみです。


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