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デュアドプレミアム
(DUAD+GTK)

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はじめに

100円ショップ商品から生まれる、お手軽な燃費向上グッズ簡易型を自作し始めて、15年以上が過ぎました。
改良型「デュアド・チタン・トルマリンベルト」は、いかにも燃費向上が期待できそうなネーミングでデビュー。ノズ・コレページ掲載サイトを参考に自作して、燃費一番投稿サイトに寄せられた皆さんの燃費レポートを拝読すると、さらに活気づいてシフトアップしました(笑)。
デュアドシリーズ誕生から10年後に、吸気系からラジエター系に全面スイッチ。理由は簡単。ラジエターホースに巻いた方が、一年中、燃費効果が大きいと判断したから。

長らく燃費グッズ作製をしていると、いろいろな考えが浮かんでは消えていくものです。この「モヤモヤしたもの」を一度、整理してまとまったレポートで具現化してみたい。この2、3年にそう思うようになり、サイト立ち上げとなりました。
執筆のトリガーとなったキーワードは「1万時間の法則」です。

【1万時間の法則】
イギリス人のマルコム・グラッドウェル氏が提唱する成功哲学の定義「1万時間の法則」を知りました。
人が何かを習熟して一流のレベルに費やす時間。それが1万時間とされます。きちんと真面目に努力して、途中過程に起こる問題や障害を克服して、ゆるぎない一定レベルに達した目安になる期間が1万時間とは、人を引きつけ説得力のある数字と思います。
一つのテーマに1万時間を費やす行為は、達成するまえに、そうそう簡単に続けられるものではありません。ネット検索していると、1万時間の法則の否定派もあることがわかりました。否定派の考えは、効率よくスマートな練習を行えば、もっと短期間で最上レベルのスキルに到達できるといいます。
この考え方を受けて論争する気はありませんが、私見を述べると、1万時間の法則を聞いてイメージする対象(その道のエキスパートになるお題目)の見解が違っているのだろうと考えています。
区切りとみなすには、1万時間は、たいへんわかりやすい数字。
この期間の内容が濃密であれば、そのテーマのスキルをマスターした人は、心技ともに強固の本物で、幾多のトラブルに遭遇しても動じることなく対処できるでしょう。参考例として、毎日8時間を費やすと試算すると、4年くらいで1万時間に達するようです。
ところが私の考えていることは、1万時間超の2万時間や3万時間の領域に達すると、どんな変化が現れるかということ。1万時間の法則を引用してきた理由がいいたくて、本サイトの立ち上げに、この話題を持ってきました。では次のテーマにお話を切り替えていきます(笑)。

【デュアドRタイプ作製の7年】
吸気系デュアドシリーズからラジエター系デュアドシリーズに切り替えたのは、2011年ころと思います。
それから7年が過ぎました。
デュアドR作製→燃費テスト→考察レポート作成の繰り返しで費やされた時間がどのくらいか考えると、内訳のなかでも自作品を装着したテスト車で走りこんだ時間が大部分を占められ、正確な正味時間を算出することは、ほぼ不可能です。しかし自作品のデュアドシリーズに費やした時間をすくなめに見積もっても、1万時間はオーバーしているでしょう(笑)。
規定時間を越えたその先は?
そうです。何かがひらめきました。
ヒラメキ自体は、これまでのデュアドRシリーズで幾度か紹介しているが、7年目を迎えた時期の、今回のヒラメキはちょっと違います。私の自作燃費グッズ史上、ブレイクスルー級のヒラメキと断言します。燃費向上グッズに提供するエネルギー源のなかでも人気の高い「トルマリン」と「放射線」が、ガッチリと握手した作品なのです。
燃費グッズを自作した経験がない読者でも、燃費向上グッズの知識があるならば、
「もしかして凄いんじゃない?」
何かしら感じるのでは、と察します。
本サイトで取り上げる作品は、燃費向上グッズをひたすら自作してきた燃費マニアが、1万時間超の経過位置からリリースするものです。
名前は「DUAD+GTK」。
詳細は、紹介画像を順に追ってください。

【1万時間の以前と以後】
市民発明家の商品化になった発明事例を紹介すると、単純なヒラメキだけで実用化に至ったケースは非常に珍しいことです。聞きかじりの夢物語ではなく現実的に考えるに、私の知る成功発明のほとんどは、生みの苦しみ以上に育ての苦しみを経験しています。
ひらめいた。試作してみた。使ってみた。けれども何かが違う。気が付いた修正をして作り直す。試作に試作を重ねて、それまで見えなかった欠点を直すことを繰り返して、どうにかメーカー側の目に留まり、やっと実用化の道が開けます。
ほとんどの市民発明家のめざしている日の当たる表参道は、そういう道程があるものだと、現在、実感しながら現在進行形の私があります。
脇道にそれてしまいましたが、本筋に戻します。
新作デュアドRでは、試作1号が「DUAD+GTK」、試作2号が「DUAD+GTK II」と、区別しています。試作1号と試作2号の違いは、放射線系エネルギーを放つ「GTK-III stealth」を、トルマリン+銅板の積層のどの部位に割り込ませたかという点。
その違いを生み出すきっかけは、いうまでもなく試作品テストドライブの走行中にあります。テストドライブ中に、「デジタル燃費計の瞬間燃費」「体感の違い」から、ヒラメキを得ました。

いろいろな分野に共通していえるのは、ワンテーマに携わり、数多くの経験を積み、キーワードの1万時間超のとき、おのずとこれからの方向性が見えてくるのではないかと思います。もし、方向性を誤ったときでもいずれ間違いに気づくはず。速やかに軌道修正すればよいのです。
このような場合でも、1万時間という無形財産が有効に働きかけてきます。ゆえに、1万時間の法則は、私にとって、非常に現実的な成功哲学。あたりまえの決まりごとのように心に響いてくるのです。
費やしたのが1万時間未満では、まだテーマの本質をつかんでいるとは考えにくいものです。「不完全、消化不良で仮の姿しか映っていないのではないか」が、私の経験に基づいた持論。
では、画像解説をします。

いうまでもなく、インターネットは、自己責任が原則。
本コンテンツに関わることによるトラブルには、自己処理でお願いします。



デュアドR作製の7年間

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「冬場に燃費向上効果が現れない」という弱点が判明した吸気系DUADシリーズ。はてさてどうしたものやら。活路を見出すべく、ネットサーフィンしていたのが、2011年前期。
一つのテーマに絞って時間を費やすことは、決して無駄ではありません。じきに、DUADシリーズの新たな進路を見つけてしまいました。
焦電効果の特性を持つトルマリンを生かすには、ラジエターの高温水を利用すればよいのです。一定の高温を供給すれば、トルマリンはエネルギーを発生するのです。ラジエターホースに巻きつけることで、デュアドシリーズは終の棲家に辿りつきました。――それが、2011年の夏。
それから、デュアドRシリーズが始まりました。
デュアドの要となる反射材は、純チタン板と純ジルコニウム板に絞り込み。
外観上では、赤色ガムテープが純チタン板、銀色ガムテープは純ジルコニウム板に区別させました。
しかし、金属板2種類とも高価な買い物です。
万年カラ財布の泣きの7年間は継続中(苦)。

GTK-III stealthの採用

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2018年燃費向上グッズは、放射線系燃費グッズのGTKシリーズでスタート。
一昔前の放射線系グッズとは幾分違うようで、ナノテクノロジーの産物であることが、GTKシリーズの謳い文句。入手したGTK-III HSPを取説にしたがって、愛車タウンエースのエンジンヘッドに2枚貼付け。
効果ですか? ありましたよ。
「これは凄い!」
と感心するのもつかの間。
頭の中では、次回作品の作製イメージが、脳内でスタートしていました。
GTKシリーズの商品に絞り込んで、自作品のDUADと容易に合体させる可能性の高いものを模索すると、短冊状のGTK-III stealthしかありません。
と、その前に「トルマリンと放射線系の相性の良し悪し」を事前調査しなくてはなりません。インターネットで、関連ワードを記入して検索してみましたが、それほど深刻に考えることはなさそう。ということで、次のステップに移行。
「それでは、2者を合体したものを作ってみよう」

デュアドプレミアムの分解

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我がノズコレ社はけっして優良企業ではありません。エコ精神にそって車内在庫を有効利用していかなければなりません。
3R(スリーアール)とは、Reduce+Reuse+Recycleの略。ここでは、反射材に利用している高価な金属板の純ジルコニウム板をReuse(リユース;同じものを何度も繰り返して使うこと)します。
Reuseの対象となったのは、画像のデュアドプレミアム。半分遊び心で作製したので、分解されても惜しくありません。心置きなく分解することにします。
デュアドプレミアムで使用された銅板、いうなれば貴宝石パウダーをシリコーンシーラント材で塗り固められた銅板も、再利用。銅板の枚数は、新作も同じにします。エコ・トルマリンシートの枚数も同じく据え置き。
ただし、エコ・トルマリンシートは、経年変化で幾分くたびれているので、新品のエコ・トルマリを裁断して、新作を作り上げる予定。
素材は、デュアドRシリーズのプレミアム流用だから、新素材GTKとの合体が適中すればかなりの優良作品に生まれ変わるのではと、期待が高まります。

DUAD+GTK作製中

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ナノテクノロジーのGTK-III stealthのエネルギー源は微弱な放射線。それをイオン化して、物質(本稿では『クルマ』を示す)の活性化において実用レベルで好結果が現れるといいます。
合体する相方のエコ・トルマリンシートもイオン化して、クルマに効果的に働きかけているので、母体のDUADにGTKが合体すれば、現デュアドシリーズよりも一段上のレベルの燃費向上効果が得られるのではと推理しています。
まずは試作品を作ること。
机上の空論よりも現実の実地テストを行うべし!
アクションを起こさなければ、先には進めない!
このときGTK製品をデュアド積層の上側か一番下かの考え方は全く持っておらず、GTK製品の取説の「放射線量は物に近づけるほど濃くなる〜」に従い、 巻き付けるラジエターホースに近づけることと受け止めました。
上記の解釈が正しかったかどうかは、次なる試作テストを重ねることで判明されていきます。

DUAD+GTKの層順

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画像は、エコ・トルマリンシート+貴宝石パウダー塗布銅板を積層して、純ジルコニウム板を被せた状態の最下層――ラジエターホースに近い位置に、GTK-III stealthを2枚割りこませた試作第1案。純ジルコニウム板使用時のマイルールに従い、外側に銀色ガムテープでお化粧して、反射材識別を見える化。
マイ・タウンエースのロア&アッパーラジエターホースに試作品を装着させて、テスト走行。
初走行の感触は?
トルマリン独特のマイルドなパワフル感に、ぐんと力強いトルク感が含まれているのはGTKなのだからと納得できるドライブ・フィーリングです。
感触は、イイ感じで悪くはありません。
ドライブ、フィーリングから推測すると、上手にクルマをコントロールすれば、燃費向上率15%以上はいけそうなモリモリ感があります。
これにてDUAD+GTKの研究は終了。と思いきや、一晩明けたら別の層順が閃いてきました。それが、次の画像「DUAD+GTK IIの層順」。

DUAD+GTK IIの層順

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画像で示すように、黒い短冊状のGTK-III stealthの2枚を、積層された銅−エコ・トルマリ群の最上層に移動したのが、DUAD+GTK II。
銅とエコ・トルマリ積層から引き出されるビームジェットイオン効果(SEVより引用)に、さらなる追い打ちをかけるのがGTK。
よって、複合的イオン効果が順方向に増幅して、ラジエターホース内のラジエター液がさらに活性化されようとの目論見です。
思い立ったら、即実行。
不発だったら、ケセラセラ。それはそれでよし。
大きな誤りをしないように、履歴を残し、次回作に反映されれば良いのです。

DUAD+GTK IIの完成品

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画像6は、お化粧前のDUAD+GTK II。
順ジルコニウム板のエッジは鋭いのです。ラジエターホースに結束バンドで縛るときに、指などを切りかねないので、安全対策が必要です。
デュアドシリーズのルールにより、銀色ガムテープで巻かれているのは、「反射材が純ジルコニウム板」であることを示しています。

さて、DUAD+GTK IIを装着しているテスト車は、タウンエース1.5L GL 4AT。
10・15モード燃費12.2km/L。
最近のガソリン給油ごとの平均燃費は、およそ10日ごとの満タン給油で、11.0〜12.9km/Lあたりに落ち着いています。
走行距離の内訳は、半分以上が通勤。その他は、休日のB級パワースポット巡りでしょうか? クルマの性格からしてそれほどスピードを追い求めて熱い走りをすることもなく、まったりとした運転で淡々と走行距離を重ねています。

東名高速60km走行

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新たなエネルギー概念から生まれたDUAD+GTK IIを装着したタウンエース1.5L GL 4ATで、高速燃費を測ろうと思いました。
東名高速浜松ICより乗り入れ、名古屋方面に向かいます。とはいえ名古屋をゴールとしたのではなく、途中の音羽蒲郡か岡崎あたりまで走りこめば、今回の新作の実力がだいたい把握できます。実際の走行距離にして100km以下を考えています。
高速走行テスト当日は、やや向かい風。
天気はすこぶる良好な晴天。
季節は、盛夏の8月。だからと言ってカーエアコンはかけません。燃費テストとは毎回の諸条件をなるべく同じにさせるのが基本中の基本。
カーエアコンかけっぱなしでは、それだけでも20〜25%燃費ダウンするうえに外気温度に影響されて変動幅がさらに狂い始めます。
画像は、岡崎IC下車あたり。
平均燃費20.28km/L。
タウンエースの高速燃費が、そんなに出るのか!? と驚くなかれ。カーエアコンなしで、一定速度に努めて高速走行をすると結構、伸びるのです。
ただ乗用車と違ってタウンエースは空気抵抗が大きいから、アクセルワークの気を抜くとすぐにスローダウンします(笑)。

DUAD+GTK IIの装着例その1
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作製した2個で1セットの新作DUAD+GTK IIを装着するところはラジエターのロアホースとアッパーホースですが、ゴムホースの部分であれば、どこでも可。
ホース外周にピタリと密着させるためには、本品にR状に癖をつけておきます。
ホース装着作業では、200mm結束バンドの一本締めで十分に固定できますが、一応、結束バンドの端をラジオペンチなりで掴んで引っ張り上げると、人力以上に締めることができます。
画像は、見易くて作業しやすいアッパーホースの装着例。
ラジエター液は、ロアホース、エンジンのウォータージャケット、アッパーホースの順序でラジエターに戻ってきます。よって、ラジエター系燃費グッズが1個しかないときは、アッパーホースよりもロアホース装着のほうが効果的と言われています。
が、1個だけで満足できないときは、説明の当然の流れで2個1セット。ロア・アッパーホースに装着したいものです。
最近の燃費グッズは、@1万円以上の商品がちらほら見かけます。
本サイト紹介のDUAD+GTK IIも同様で、自作品ながら材料費は約1万円となっています。

DUAD+GTK IIの装着例その2
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画像は、表題どおり、タウンエースのロアホースに装着した状態。作業前の私のイメージ通りにスッキリと納まりました。
結束バンドで固定する作業は、むろん手作業ですが、車種によっては狭くてかなりキツイ指先作業を強いられるケースが考えられます。狭い空間において、ラジオペンチで締め上げる作業も容易ではありません。実際に行ってみて直面する、トラップとも思われる邪魔が入ることもあります。でもあれやこれやと作業方法や手順を考えながら、作業を進めていくのは、現場ではごく当たり前のシーンなのです(笑)。
画像9の解説で触れましたが、ラジエター系燃費グッズでは、アッパーよりもロアホースが重要です。走行中の振動などが原因で、緩んで脱落しないように結束バンドの増し締めを作業完了前に今一度。
自作品ながら、材料費1万円ですからネ。
ロアホースはラジエター下側なので、アンダーカバーがなければ、クルマの下に潜り込んでバンザイの恰好で、装着するのが作業時間短縮かもしれません。
ジャッキアップをするときは、中途半端なやり方をしないように。古い情報で、年間5人が圧死とのこと。この項においては自己責任でとくにお願いします。
【付録1】山中八幡宮
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中部地方山間部に古くから伝わるソウルフードは、五平餅! と、紹介したのが前作「GTKチューンの実力」。おいしい五平餅を探し求めて巡り会ったのは岡崎市藤川町の国道1号線沿いにある道の駅「藤川宿」の「開運 家康御幣」の特製五平餅。2018年の今夏は、しばしば行くことになりました。
さて、国道1号線を名古屋方面に向かって走ると、藤川宿の3km手前にて、左側に気になる景色がありました。
こんもりとしたドーム状の鎮守の森のほぼ中央に、目立つ朱色の鳥居があります。神社であることには間違いないが、その奥がどうなっているのか興味をそそられます。
あれはなんという神社?
帰宅してからネット検索すると、「山中八幡宮」と判明。
件の森は、愛知県環境保全地域に指定されています。
本神社の徳川家康公にまつわる歴史上のお話よりも、もっと関心を持ったのは、ヒメハルゼミの生息地ということと、樹齢歴史650年の御神木の2点。昆虫好きでパワースポット巡りが、最近の私の趣味の方向性だから。
検索記事を読み終わってのちの心境ですが、これでは五平餅目当ての素通りというわけにはいきません。
画像中央の、小さくて朱色の鳥居の右手にある灰色のスーパーハイト系ライトバンは……。読者のみなさんは、おわかりですね。

【付録2】山中八幡宮の鳥居
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国道1号線からさほど遠からぬ距離に見られる、形の良い鎮守の森の中央に、際立つ朱色の鳥居。
その山中八幡宮の鳥居を間近で撮ったのが、本画像です。
反りが加えられた笠木を持つ明神鳥居は神社参拝のときによく見られますが、鳥居の2本の主柱を、笠木と直角方向の4本の稚児木で支える造りをするのが、画像の両部鳥居(りょうぶとりい)。
両部鳥居と知るや、広島県の厳島神社の大鳥居を思い出しました!
鳥居横の駐車場から降りて、いったん境内の外に出て、鳥居を通ります。
鳥居は、神社の神域と俗界を区別する神門だから、鳥居を通らず、いきなり境内に入るのは好ましくありません。個人的に想像すると、御利益減少のデメリットがあると考えています。
両部鳥居の奥には、本殿に通ずる石段がありますが、そのまえに右手のオオクスに注目されましょう。樹周は6.6m。樹高21m。推定樹齢650年。
オオクスは柵に囲まれていますが、地上2mから主幹が二又に分かれています。岡崎市天然記念物指定。本神社の御神木。

【付録3】慶取門
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御神木のオオクスを右手に、石段をうやうやしく登っていきます
私が初めて、この地に訪れたのは、6月くらいかな。いよいよ夏らしい暑さを増しつつある時期でした。しかし、お目当てのヒメハルゼミらしき鳴き声は聞かれず。
約100段の石段を上ると木漏れ日のなかの大きな広場に出ます。地面は適量の苔に覆われ、遠く、時空の彼方の戦国時代の舞台になっていただろうかの想いにかられました。

上ってきた石段の方向と直角方向に目を向けると、20段ほどの石段の上に、柱が朱色に塗られた門が迎えてくれます。「慶取門」と名付けられた佇まいをじっと見ていると、建立にあたり特別な思い入れが伝わってこようというもの。
それもその通り。徳川家康公が初陣の際に、必勝祈願をされたのが当神社。
軍神「八幡さま」は、いつの世も頼りにされる有難い神さま。
画像の慶取門のむこうには、初夏の日差しを浴びている山中八幡宮の拝殿が見られます。

【付録4】鳩ヶ窟
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山中八幡宮本殿表参道の手前に、左手に小路が分岐しています。その先にあるのが「鳩ヶ窟」と名付けられた洞窟。
シダ植物に覆われた横穴開口部は、それほど大きくありません。
この鳩ヶ窟は、徳川家康公が追手から逃れるために身を隠した洞窟と記されています。洞窟の周囲は敵に囲まれ、万事休すかと思われたとき、2羽の白い鳩が洞窟から飛び立ち、それから人の気配はなしと判断した追手は去ったとのこと。
家康公にゆかりのある史跡巡りが堪能できる地方に、生まれ育った私ですが、三河国の山中には、他にも徳川家康公が間一髪で難を逃れたという伝えを幾つか知っています。ここ岡崎市舞木町の山中八幡宮で、さらに新発見。個人リストに登録追加とします(笑)。



おわりに

思想を含めた「モノづくり」ではなく、工作物に限定する「ものづくり」のお話をします。
例えば、薄い紙から箱を作るときは、底部の角にあたる辺を折り曲げて作ります。
しかし厚みのある1枚の金属板から箱を作るときは、簡単にはできません。箱の横板を折り曲げたとき、底部の角の部分に板の厚さから矛盾が起こり、不細工に出っ張りができてしまいます。
その対処方法は、折り曲げる前に、折り曲げ線の交点に当たる箇所に、適当サイズの小穴をドリリングしておきます。すると、折り曲げに生じる矛盾分の余分な面積がとれているので角部がとがりません。これが私の小技です。
このように、画面上の完成品と違って、物品(一定の形態を有し、直接、把握できるもの)を実際に作ってみると、工作してみて見出す難しさがあります。
そのときは、五感を働かせて随所に潜む問題点を解決していきます。これが「ものづくりの達成感や楽しさ」といえるでしょう。
少年時代にプラ模型造りに夢中だった私。
それが後に、自作燃費グッズや職業に生かされているのはいうまでもありません。五感を大いに働かせて何らかの課題を達成することは、大なり小なり、日々のトレーニングが大事と思っています。

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2018年6月の第86回ル・マン24時間レースで、トヨタTS050ハイブリッド8号車が優勝。それを記念して、タミヤ社がポリカボディ製ミニ四駆モデルを発売。
この迅速なる開発スタンスは素晴らしい。
さっそく作ってみました。
この新製品、完成までの所要時間の半分は、なんとステッカー貼り作業!
貼るステッカーの枚数が、従来のミニ四駆の2倍くらいあります。
もう一つ。別売りのポリカーボネート用塗料の塗装作業は除外して、実車を再現したくボディの貼る位置にきちんとステッカーを着地させるには、じっくりと時間を要し、かつ小技が必要です。
これが、私のものづくりのトレーニングに丁度良いのです。
画像の左のミニ四駆は、トライダガーXプレミアム。
作った理由は2つ。
黒いX型ボディは精悍でユニーク。ボディ中央がくびれているので、手で持ちやすいから。
サーキット場ですんなり疾走してくれればよいが、たいてい飛び出してコースアウトします。暴れるミニ四駆をサッと持ち上げて、素早くレース復帰ができそうだから(笑)。
2018年11月記す。


  
  



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