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ノズ・コレの燃費相談室

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MESSAGE ハイオクとレギュラーガソリンの本当の真.. /たか (02/06/25(Tue) 15:01) [6302]
......MESSAGE かたい話抜きで /奈々氏 (02/06/27(Thu) 19:21) [6318]
............MESSAGE Re[2]: かたい話抜きで /kkk (02/06/27(Thu) 20:08) [6319]
......MESSAGE Re[1]: ハイオクとレギュラーガソリンの.. /宇都宮 (02/06/26(Wed) 21:31) [6312]
......MESSAGE Re[1]: ハイオクとレギュラーガソリンの.. /茶音 等 (02/06/25(Tue) 19:10) [6304]
............MESSAGE Re[2]: ハイオクとレギュラーガソリンの.. /ふく (02/06/26(Wed) 09:28) [6306]
..................MESSAGE Re[3]: ハイオクとレギュラーガソリンの.. /ふく (02/06/27(Thu) 10:10) [6315]
......MESSAGE Re[1]: ハイオクとレギュラーガソリンの.. /ふく (02/06/25(Tue) 17:41) [6303]
............MESSAGE Re[2]: ハイオクとレギュラーガソリンの.. /KATUMI (02/06/26(Wed) 22:22) [6313]
..................MESSAGE Re[3]: ハイオクとレギュラーガソリンの.. /ふく (02/06/27(Thu) 21:15) [6320]


親記事 / ▼[ 6318 ] ▼[ 6312 ] ▼[ 6304 ] ▼[ 6303 ]
NO.6302  ハイオクとレギュラーガソリンの本当の真実とは?
□投稿者/ たか -(2002/06/25(Tue) 15:01:52)
□U R L/
たかです。

どうも燃費を語る時に避けて通れない「燃焼速度」や「燃えやすい」という言葉。
いろいろい調べているうちに、まず「レギュラーガソリン」と「ハイオク」の
違いを十分に知っておかないと駄目だなと思いインターネットで調べていると
まるで反対の事を書いてあったりするのです。
例えば、
1.ハイオクは燃焼速度が遅い。
  →速いという記述もある。
2.ハイオクは発熱量が大きい。
  →同じだという記述もある。
  →レギュラーとハイオクというよりもメーカーで違いがあるとの記述も。
3.レギュラー仕様のエンジンにハイオクを入れると燃焼が遅いため
  不完全燃焼しやすい。
  →まったく問題が無い。というかまったく変わらない。利点も無い。
など。
みなさんどうでしょうか?
ここに来ていらっしゃる皆さんの意見を聞きたいです。



▲[ 6302 ] / ▼[ 6319 ]
NO.6318  かたい話抜きで
□投稿者/ 奈々氏 -(2002/06/27(Thu) 19:21:23)
□U R L/
ねんぴ 【燃費】
ある距離を走ったり、ある仕事をしたりするのに必要な燃料の量。自動車の場合は1リットルの燃料で走行できるキロ数で表す。燃料消費率。
故に
燃費を語る時に避けて通れないもの=ガソリンのお値段!!

仮にエOオスハイオクがCMの通り燃費3パーセントアップするとしたら
レギュラー(95円)50Lで4750円。
ハイオク(100円)3パーセント少なくて済むから48.5Lで4850円。
ってことはレギュラー入れとけってこと?(ハイオク仕様車除く)



▲[ 6318 ] / 返信無し
NO.6319  Re[2]: かたい話抜きで
□投稿者/ kkk -(2002/06/27(Thu) 20:08:29)
□U R L/ http://app6.ele.tottori-u.ac.jp/~fujimura/MPV
>仮にエOオスハイオクがCMの通り燃費3パーセントアップするとしたら
>レギュラー(95円)50Lで4750円。
>ハイオク(100円)3パーセント少なくて済むから48.5Lで4850円。
>ってことはレギュラー入れとけってこと?(ハイオク仕様車除く)

レギュラーで10km/L,ハイオクで3%の燃費向上で 10.3km/L と仮定.
この時,500km走行すると厳密には
 レギュラー 500/10 = 50 [L], 50 x @95 = \4750
ハイオク 500/10.3= 48.54 [L] 48.54 x @100 = \4854
実際には,ハイオクとレギュラーの差は10円ぐらいなので,
金銭面だけみれば,レギュラーのほうがコストパフォーマンス良いことになります.
おっしゃるとおりです.

もし,ハイオク(一般にはプレミアム)のメリットがあるとすれば,
やはり清浄分散剤が多く添加されていることにより,レギュラーのみの
時よりも燃料系統がきれいに保たれることでしょう.



▲[ 6302 ] / 返信無し
NO.6312  Re[1]: ハイオクとレギュラーガソリンの本当の真実とは?
□投稿者/ 宇都宮 -(2002/06/26(Wed) 21:31:12)
□U R L/ http://fish.miracle.ne.jp/u2-38tz/
こんばんは、宇都宮です。

> 1.ハイオクは燃焼速度が遅い。
>   →速いという記述もある。
 AM誌でテストされていましたが、グラフを見る限りハイオクの方が燃焼速度は遅いようですよ。

> 2.ハイオクは発熱量が大きい。
>   →同じだという記述もある。
>   →レギュラーとハイオクというよりもメーカーで違いがあるとの記述も。

 ガソリンは複数の炭化水素の集合体ですから、どの成分がどれくらいの割合で調合されているかはメーカーにもよりますし、レギュラーとハイオクでも異なると思います。

 私が調べた範囲では、ハイオクの方が芳香族を多く含んでいるようです。
で、この芳香族(ベンゼン、トルエンなど)の特徴は、
 1.オクタン価が高い。
 2.比重が重い。
 3.低発熱量が他に比べて若干低い。
 (情報が古いので、あてにならないかもしれません。)

> 3.レギュラー仕様のエンジンにハイオクを入れると燃焼が遅いため
>   不完全燃焼しやすい。
>   →まったく問題が無い。というかまったく変わらない。利点も無い。
 ECUに、レギュラー用とハイオク用の点火時期が設定されているか否かによるのでは?
と、私は思っています。



▲[ 6302 ] / ▼[ 6306 ]
NO.6304  Re[1]: ハイオクとレギュラーガソリンの本当の真実とは?
□投稿者/ 茶音 等 -(2002/06/25(Tue) 19:10:18)
□U R L/
私の知る限りでは、

・ハイオク、レギュラー共、発熱量、燃焼速度はほとんど同じ。
 (発熱量はハイオクのほうが若干上かも??)
・ハイオクは洗浄剤他添加剤入り。
・レギュラー仕様にハイオクを入れても、普通はパワーアップしない。
ただしハイオクに対応して点火時期が制御された場合はパワーアップ。
・発生できるトルクは点火時期で変化。もちろんハイオクの方が高圧縮可能。
ただしハイオクのアンチノック性が、燃焼速度が遅いことになるかは不明。

以下にそれらしき事が書かれていました。
http://www.inv.co.jp/~nakada/hioke.html



▲[ 6304 ] / ▼[ 6315 ]
NO.6306  Re[2]: ハイオクとレギュラーガソリンの本当の真実とは?
□投稿者/ ふく -(2002/06/26(Wed) 09:28:30)
□U R L/
ふーむ、
どうやら燃焼速度が変わるわけではなく、普通のガソリンでは理想的熱効率を
もたらす進角にするとノッキングする、だからオクタン価に応じてノッキング
しない範囲で、回転数や負荷もも考慮しつつ点火時期をずらして最大効率点に
調整しようとしているということなんですね。
燃料に応じて点火時期をずらす車も、別にハイオクガソリンの燃焼速度が遅い
からその分早めに点火しようと言う話ではないんですね。

こんな理解であってるのかな?



▲[ 6306 ] / 返信無し
NO.6315  Re[3]: ハイオクとレギュラーガソリンの本当の真実とは?
□投稿者/ ふく -(2002/06/27(Thu) 10:10:09)
□U R L/
やっと具体的に燃焼速度が書かれたPageやっと見つけました。

http://mech.gifu-u.ac.jp/~wakailab/thermal/chapter66.html

種類        化学式 分子量 比重 発熱量 オクタ 断熱火炎 燃焼速度
                                kJ/kg   ン価  温度(K)     cm/s
気体燃料                                                     
メタン         CH4     16 0.55  50.2     110   2,250      ≒45
エタン        C2H6     30 1.05  47.7     110   2,262      ≒50
プロパン      C3H8     44 1.56  44.2      96   2,271      ≒45
n-ブタン     C4H10     58 2.01  45.6      90   2,273      ≒45
iso-ブタン   C4H10     58 2.01  45.6      97   2,273      ≒45
エチレン      C2H4     28 2.01  47.3      81   2,372         
プロピレン    C3H6     42 1.48  45.6      85   2,337         
アセチレン    C2H2     26                    2,501         
水素            H2      2                   2,385     ≒350

液体燃料                                                     
n-ペンタン   C5H12     72 0.63  44.8      41   2,275      ≒45
iso-ペンタン C5H12     72 0.62  44.7      41   2,275      ≒45
n-ヘプタン   C7H16    100 0.69  44.7       0   2,277      ≒45
iso-オクタン C8H18    114 0.69  44.4     100   2,277      ≒45
ベンゼン      C6H6     78 0.88  40.2      68   2,345         
メタノール   CH3OH     32 0.79  20.1      75   2,224         
エタノール  C2H5OH     46 0.79  26.8      75   2,240         

ハイオクガソリンそのものの燃焼速度ではないので参考程度ですが、
オクタン価ゼロのn-へぷたんと100のイソオクタンが燃焼速度同じですね。
水素がダントツ、エタンが若干早い。あとはほぼ同じと言うことのようです。

燃焼速度は気流の乱れ等に大きく(上記より2桁速くなる)左右されるので、
燃料より回転数、圧縮比などで大きく変わるということがいくつかの
Pageやエンジン関連の入門書に書かれていました。

具体的にハイオクガソリンが燃焼速度速いかどうかはわかりませんが、
いくつかのPageには、「ハイオクガソリンは燃えにくいどころか、
耐ノック性向上のため、むしろ添加物で燃焼速度を速くするように
してある(ノッキングする前に燃焼させる?)」とあります。
http://www.asahi-net.or.jp/~tp8t-hskw/tokyo-university/car/faq-car/faq-gas.htm
http://www23.big.or.jp/~kotobuki/bbslog/2wd/1.html
後者の方はコスモ石油からの回答らしいので、信憑性はそこそこ高いかと思います。



▲[ 6302 ] / ▼[ 6313 ]
NO.6303  Re[1]: ハイオクとレギュラーガソリンの本当の真実とは?
□投稿者/ ふく -(2002/06/25(Tue) 17:41:30)
□U R L/
お久しぶりです。自分が調べた範囲では、

1.ハイオクは燃焼速度が遅い。
  →アンチノック性の本態が、燃焼の連鎖反応を作るフリーラジカルや
   アルデヒドを抑えると言うことを考えると、遅いと言うことになる??
   でもそうはっきり書いてある本は見つけきれないです。
   ついでに言うと着火温度も高いらしい(レギュラー300度、ハイオク400度)

2.ハイオクは発熱量が大きい。
  →発熱量はほぼC(炭素):H(水素):S(硫黄)の比率で決まる。
   発熱量=33.9C+121.2H+10.4S(含有量単位kg,熱量単位MJ)
   レギュラーもハイオクもC:H比は同じようなものだが、残りのOの量が違う。
   MTBEなど酸素含有物質でアンチノック性を稼いでいるハイオクの場合は
   重量あたりの発熱量はさがるはず。要するにアンチノック性を上げている
   物質の種類で変わる?
   ただし、ハイオクの密度はレギュラーより若干(2%)高いらしいので、
   体積あたりになるとどうなるかはわからない・・・
   また、結局空燃比制御は吸気した酸素に見合っただけのC,Hを含んだ燃料を
   噴くことになるのだから、Oが多く含まれていても自動的にその分多めに
   噴射され、結局O含有量に関わらずパワーそのものは変わらないかもしれない。
   燃費は体積あたりの発熱量に応じて変わるのだろう。
   このへんが極端に現れるのがガイアックス?

3.レギュラー仕様のエンジンにハイオクを入れると燃焼が遅いため
  不完全燃焼しやすい。
  →1.が正しいかどうかに掛かっているが、仮に正しいなら、
   エンジンによっては想定しない燃料の場合最適点火時期がとれずに
   熱効率が下がる可能性がある。
   不完全燃焼とは関係ないと思う。

うちの頭ではここまで。誰か補足お願いします。




▲[ 6303 ] / ▼[ 6320 ]
NO.6313  Re[2]: ハイオクとレギュラーガソリンの本当の真実とは?
□投稿者/ KATUMI -(2002/06/26(Wed) 22:22:21)
□U R L/ http://www.ksky.ne.jp/~hagiguti/
吸入が終わって ピストンが上昇すると 上死点前で プラグに点火され
爆発が始まり 火焔が丸く下方に広がっていきます。この燃焼ガスが
未撚混合気を 圧縮して 混合気が自然着火します。ガソリンエンジンの爆発は
プラグ着火の火焔が下方に広がってピストン面に届くのではなく ある一定の火焔の
広がりがあると 圧縮熱による自然着火が全体にいっせいに始まると考えられます。
ハイオクガソリンは 火炎伝播速度が遅いのではなく この自然着火の温度が高くなるように配合されているのです。さらに熱量も多くなるように成分調整してあるはずです。
ガソリンは 炭化水素の混合物で 単一化合物ではありませんから メーカーによって
熱量も 異なるはずです。オクタン価は100近くに統一されているはずです。オクタン価は自由にコントロールできます。
別掲でクラスターの話題が出ていますが ガソリンが液体の霧状で燃焼室に入り
霧状のまま 着火 爆発すると考えられます。(着火の瞬間ごく狭い範囲でガス化していると考えられます。)吸入段階でガス化させると充填効率が悪くなりパワーが出ません 霧状のまま着火するのであれば クラスターの大きさが 燃焼効率に関係すると考えられます。非磁性体で絶縁体のガソリンが 磁性に反応するのか という疑問がありますが 原子レベルでみれば 分子結合はイオン結合や反応基結合ですから エネルギーである磁力線に何らかの反応をすることは考えられます。(磁力線でクラスターが小さくなるのか または 大きくなるのか?)
爆発寸前まで霧状である事を考えると 排気ガスには未撚ガスが含まれているはずです。ここでガソリンの成分に 酸素を含む分子式の成分があると より 燃焼が促進されるはずで パワーが上がると考えられます。
以上文献無しで書いているので間違いはご容赦!!



▲[ 6313 ] / 返信無し
NO.6320  Re[3]: ハイオクとレギュラーガソリンの本当の真実とは?
□投稿者/ ふく -(2002/06/27(Thu) 21:15:42)
□U R L/
>吸入が終わって ピストンが上昇すると 上死点前で プラグに点火され
>爆発が始まり 火焔が丸く下方に広がっていきます。この燃焼ガスが
>未撚混合気を 圧縮して 混合気が自然着火します。ガソリンエンジンの爆発は
>プラグ着火の火焔が下方に広がってピストン面に届くのではなく ある一定の火焔の
>広がりがあると 圧縮熱による自然着火が全体にいっせいに始まると考えられます。


あの、これって、ノッキング(スパークノック)の燃焼形態じゃないですか?



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