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燃費情報交換室

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MESSAGE バッテリ-にコンデンサ−を接続する件 /しげじ君 (05/09/15(Thu) 12:43) [6022]
......MESSAGE Re[1]: バッテリ-にコンデンサ−を接続す.. /ほりこし (05/09/15(Thu) 15:02) [6023]
............MESSAGE Re[2]: バッテリ-にコンデンサ−を接続す.. /しげじ君 (05/09/15(Thu) 16:29) [6024]
..................MESSAGE Re[3]: バッテリ-にコンデンサ−を接続す.. /ほりこし (05/09/15(Thu) 21:24) [6026]
........................MESSAGE Re[4]: バッテリ-にコンデンサ−を接続す.. /しげじ君 (05/09/16(Fri) 10:12) [6027]


親記事 / ▼[ 6023 ]
NO.6022  バッテリ-にコンデンサ−を接続する件
□投稿者/ しげじ君 -(2005/09/15(Thu) 12:43:05) IP:218.47.76.56
□U R L/
今日は、僕は親から中古車を手に入れ、ア−シング等を行い色々と車の燃費向上に
興味を持っている学生です。一時クルマ好きの間で流行った、○ットイナズマなど
と言うものがありますが、バッテリ-にコンデンサ-を幾つかパラに接続して(数個)、エンジンの回転によりそれぞれのコンデンサ−から電流が流れて点火系に
通常より影響を及ぼして燃費向上とかパワ−アップとか、吹き上がりが向上したとか言いますが、理論的にそのようになるのでしょうか?教えてください。



▲[ 6022 ] / ▼[ 6024 ]
NO.6023  Re[1]: バッテリ-にコンデンサ−を接続する件
□投稿者/ ほりこし -(2005/09/15(Thu) 15:02:53) IP:210.254.64.150
□U R L/
理論的に何かが変わる可能性は皆無でしょう。
そもそも数百μF〜数千μFのコンデンサはECUやオーディオその他の電源部に入っているのが普通ですから、そこに数百μFを足して劇的変化があろう筈がありません。
と言うことで、エンジンには効きません。
でも人間には効くようですね。



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NO.6024  Re[2]: バッテリ-にコンデンサ−を接続する件
□投稿者/ しげじ君 -(2005/09/15(Thu) 16:29:53) IP:218.47.76.39
□U R L/
ほりこし様、回答有難う御座います。
友人にバッテリ−にコンデンサ−で構成された製品を取り付けるとトルクアップ
レスポンスの向上、燃費が向上すると奨められたのですが、色々とサイトで勉強
をしてみると効果ばかりが明示されているが、その原理を説明したものが無くやはりそれを売っているメ−カ-に翻弄されているのかと反省しています。
コンデンサ−をバッテリ-に接続する事である程度蓄積された電気エネルギ−が多少なりとも電圧降下があった時は放電して効果があるかなあと思っていましたが
劇的な変化が現れないとの事で、この件で勉強をしただけで良かったのかなと思っています。もっと、目を肥やして色々と車いじりをして行きたいと考えています。
レス、有難う御座いました。



▲[ 6024 ] / ▼[ 6027 ]
NO.6026  Re[3]: バッテリ-にコンデンサ−を接続する件
□投稿者/ ほりこし -(2005/09/15(Thu) 21:24:59) IP:210.254.64.254
□U R L/
> 多少なりとも電圧降下があった時は放電して効果があるかなあと
>
コンデンサに蓄えられる電気量はQ=CVで表されます。
計算してみると解りますが、1000μFのコンデンサをフル充電しても豆電球を一瞬光らせる程度の電気量でしかありません。

バッテリの電圧が、50A放電時に1V電圧降下すると仮定すると内部抵抗は0.02Ωです。
インピーダンスのデータがありませんが、おそらく100Hz程度ではDC時とさほど変わらないのではないでしょうか。
一方で1000μFの理想のコンデンサのインピーダンスは、1.6Ωにもなります。

カーオーディオのアンプなどに数万μF〜数Fの巨大コンデンサを付けるのは、バッテリのインピーダンスよりコンデンサのインピーダンスを下げたいからです。
そしてこれらのコンデンサが発熱するのは、オルタネータのリップルをコンデンサが吸収して、損失が熱になるからです。
(余談ですが、コンデンサを温めるためのパワーはエンジンが供給しています)

これより高い周波数、例えばイグニッションパルスのスパイクなどはコンデンサで吸収することが出来ますが、今度は電線のインピーダンスが無視できなくなってくるでしょう。
そもそもケミコン(電解コンデンサ)はそんな高い周波数ではインピーダンスが上がってしまいますし、高周波特性の良い積層セラミックコンデンサは大容量の物が作りにくく高価です。

イグニッションパルスのスパイクノイズを吸収することは悪い事ではなく、最適にチューニングすればラジオなどに混入するノイズを減らせる可能性があります。
ただ、これが燃費やパワーに影響するかと言われると甚だ疑問です。



▲[ 6026 ] / 返信無し
NO.6027  Re[4]: バッテリ-にコンデンサ−を接続する件
□投稿者/ しげじ君 -(2005/09/16(Fri) 10:12:24) IP:218.47.76.186
□U R L/
ほりこし様、コンデンサ-に関する詳細な説明本当に有難う御座います。
バッテリ-にコンデンサ-を接続しても、コンデンサ-が蓄えた電気エネルギ−の量と言うものは知れているものですね。車の場合はオルタネ−タ-から出るリプル電流の吸収、イグニッションコイルから発生する高周波のノイズの吸収等にはある程度効果は出るとの事で、あまり思った程の期待が望めない事がよく判りました。
以前に、学校の実験でコンデンサ−に加電圧を誤ってかけてしまいコンデンサ−を
壊した経験がありますが、それは凄まじいものでした。あれがボンネットの中だったら大変な惨状になってしまうのかなと思っています。小さな花火が爆発するよりも音も液体の拡散も物凄かった事を覚えています。友人にもあまりお勧めで無いものだよとアドバイスしたいと思います。大変勉起になりました。今後ともご教授を
お願いします。



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