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ノズ・コレの燃費相談室

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MESSAGE 燃料分子の大きさ /茶音 等 (02/06/19(Wed) 14:24) [6267]
......MESSAGE Re[1]: 燃料分子の大きさ /たか (02/06/20(Thu) 01:07) [6271]
......MESSAGE Re[1]: 燃料分子の大きさ /kkk (02/06/19(Wed) 17:30) [6269]
............MESSAGE Re[2]: 補足と推論らしきもののひとつ /kkk (02/06/20(Thu) 20:20) [6273]
..................MESSAGE Re[3]: 補足と推論らしきもののひとつ /ほりこし (02/06/20(Thu) 22:05) [6274]
........................MESSAGE Re[4]: 燃料の粘度 /たか (02/06/21(Fri) 10:35) [6276]
..............................MESSAGE Re[5]: 燃料の粘度 /ノズ・コレ (02/06/23(Sun) 17:55) [6283]
....................................MESSAGE Re[6]: 燃料の粘度 /たか (02/06/23(Sun) 22:54) [6285]
....................................MESSAGE Re[6]: 燃料の粘度 /ほりこし (02/06/23(Sun) 22:00) [6284]
..........................................MESSAGE Re[7]: 燃料の粘度 /たか (02/06/25(Tue) 23:45) [6305]
................................................MESSAGE Re[8]: 燃料の粘度 /ふく (02/06/26(Wed) 13:02) [6308]
................................................MESSAGE Re[8]: 燃料の粘度 /ほりこし (02/06/26(Wed) 12:25) [6307]
......................................................MESSAGE Re[9]: 燃料の粘度 /たか (02/06/26(Wed) 13:56) [6309]
............................................................MESSAGE Re[10]: 燃料の粘度 /ほりこし (02/06/26(Wed) 17:29) [6310]
..................................................................MESSAGE Re[11]: 燃料の粘度 /たか (02/06/26(Wed) 17:33) [6311]
......MESSAGE Re[1]: 燃料分子の大きさ /ほりこし (02/06/19(Wed) 17:23) [6268]
............MESSAGE Re[2]: 燃料分子の大きさ /茶音 等 (02/06/20(Thu) 18:45) [6272]
..................MESSAGE Re[3]: 燃料分子の大きさ /ノズ・コレ (02/06/21(Fri) 14:43) [6280]
..................MESSAGE Re[3]: 燃料分子の大きさ /たか (02/06/21(Fri) 11:40) [6279]
..................MESSAGE Re[3]: 燃料分子の大きさ /流れ者 (02/06/21(Fri) 10:31) [6275]


親記事 / ▼[ 6271 ] ▼[ 6269 ] ▼[ 6268 ]
NO.6267  燃料分子の大きさ
□投稿者/ 茶音 等 -(2002/06/19(Wed) 14:24:43)
□U R L/
初めまして。いつも楽しく拝見させてもらってます。
燃費グッズについてお聞きしたい事があって、書かせてもらいました。

燃料ホースに磁石をつけると、燃料の分子が細かくなるというグッズがあるのですが、これは具体的にどんな事が起こるんでしょうか?
燃料分子は通常どれくらいの大きさで幾つぐらい集まっていて、それがどのぐらい細かくなるんでしょう?
燃料分子が細かくなると、爆発力が上がるんでしょうか?
それとも燃焼速度が上がるんでしょうか?
また、マイナスイオンで空気が活性化された場合も、爆発力が上がるんでしょうか?

一度にたくさん質問してしまってごめんなさい。
燃費グッズに詳しいノズ・コレさんならおわかりかと思い、質問させてもらいました。
宜しくご教授お願いします。



▲[ 6267 ] / 返信無し
NO.6271  Re[1]: 燃料分子の大きさ
□投稿者/ たか -(2002/06/20(Thu) 01:07:34)
□U R L/
よく
「木を燃やす時に丸太に火をつけるよりも小さく割った薪などの方が燃えやすい」
という例えを目にします。
確かにこれは正しいと思いますし、実際そうです。
これを燃料に置き換えた場合、
「燃料が細かくなると燃えやすくなる」
と解釈できます。
ただ、この燃料が細かくなるというのは、水滴、あるいは霧のような状態であり、
決して分子が細かくなるのとは違うと思うのです。

私は、もっとも分子が結合したものが固体で、ちょっと砕けたのが液体で、
より細かくなったものが気体だと思っています。

ご存知だとは思いますが普通のガソリン車は燃料を細かく噴射して
空気と混ぜて霧化してエンジンに送っています。
この霧状態がより細かくなれば、燃料が酸素に触れる表面積が多くなるので
もっと燃えやすくなる(速く燃え完全燃焼しやすくなる)とは思います。
市販の製品が謳うような、いくら分子の塊が砕け細かくなっても
液体は液体でしかなく、その表面積が増えるわけではないので
それだけで燃えやすくなることはないと思います。

ただ、例えば磁石などを通過した燃料が霧化装置に入ってきた時に
通常よりも細かい霧ができたならば物理的に燃焼効率は上がるかもしれません。
でも、もしそうならば霧化装置を使って実際に目で確認することが
できると思うのですが、それをしたという話は聞いたことがありません。



▲[ 6267 ] / ▼[ 6273 ]
NO.6269  Re[1]: 燃料分子の大きさ
□投稿者/ kkk -(2002/06/19(Wed) 17:30:06)
□U R L/ http://app6.ele.tottori-u.ac.jp/~fujimura/MPV
私見です.
いろいろな仮定や無理な展開がある点に注意してお読みください.
(磁石でクラスタが小さくなるとは断言しておりません)

実際に1分子の大きさは同じメーカーの同じ時期に作られたガソリンでは
同じだと思います.その大きさがどれくらいかは知りませんのでご勘弁を.

普通は流体としてガソリンが移動するときは分子の塊(クラスタ)を
形成して動くわけです.
水のような液体は1分子で動くわけではないことをまずご理解ください.
(水も同じ H_2 O ですが,顕微鏡で観察されるのはこれよりはるかに大きな分子の塊,気体は2分子程度のペアーを作って動くことが多い!? 水素はH_2 で Hでは動かない.)

このクラスタがいくつのガソリンの分子でできているのかが,問題となります.

極端にクラスタ当りの分子数が多いと,燃料パイプの曲がったところとかを通るときの抵抗値が大きくなることが考えられます.
また,逆に小さすぎると,分子が身勝手に動き出すので,うまく流れなくなります.
多分,適切な分子数があると思います(どれぐらいかは知りませんが).

血液検査で出てくる,HDL(善玉コレストロール)とLDL(悪玉コレストロール)みたいなものに対応するものがガソリンにでもあると仮定します.
LDLが多いと,人間なら血流が悪くなり,酸素の交換効率が落ちます.
もし,何らかの理由で,車において,このLDLに相当するものが増えれば,
おそらく燃えにくくなるというか,未燃焼のガソリンが増えるんでしょう.

もし磁石で,LDLの増加に似た状態を健全な状態に保つことが,できれば
燃え方が普通に戻り,未燃焼のガソリンが減るんでしょうね.

>燃料分子は通常どれくらいの大きさで幾つぐらい集まっていて、
>それがどのぐらい細かくなるんでしょう?
この数値は知りませんので,なんともいえません.

中途半端ですが,他の方コメントなどお願いします.



▲[ 6269 ] / ▼[ 6274 ]
NO.6273  Re[2]: 補足と推論らしきもののひとつ
□投稿者/ kkk -(2002/06/20(Thu) 20:20:09)
□U R L/ http://app6.ele.tottori-u.ac.jp/~fujimura/MPV
kkkです,こんばんは

細かいことは気にせず,気楽に読んでくださいね.

おそらく,
ガソリンの分子の塊の大きさの大小自身はよほどの粗悪品のガソリンとか,
1年以上前のガソリンであるとかでない限り,
直接燃費に影大きな響を与えることはないと思いますが,
あまりにも不揃いであれば,同じ燃料ポンプの送出圧力で,実際に送られる
燃料の変動が大きいのではないかと思います.
その変動が少しでも減るようにするには,やはり分子の塊の大きさを
均一にするのが,ベストでしょう.

例えば,密度の同じ砂と密度の異なる複数の小石とを混ぜたものを
2つの皿に同じ体積にしようとするのと,
同じ砂だけを2つの皿の上に同じ体積にしようと努力するのは,
断然,後者(密度の同じ砂だけ)の方が簡単です.
何故なら,秤で重さを計って同じ重量にすればいいからです.
同じことが,燃料系の制御でも成り立つ可能性はあります.

燃料噴射量の変動がどれぐらい実際の燃費に影響を与えるのかが問題ですが,
どなたか詳しい方おられますか?
変動率が1%なら,それ以上であるという予測はできますが,
実際にはなんともいえませんね!

人間の善玉コレステロールもあまり大きな塊を作らないように働いているとすれば,
働きは同じかも?

間違いなどがあれば,訂正の書き込みをおねがいします.




▲[ 6273 ] / ▼[ 6276 ]
NO.6274  Re[3]: 補足と推論らしきもののひとつ
□投稿者/ ほりこし -(2002/06/20(Thu) 22:05:07)
□U R L/ http://www.cds.co.jp/ff/
クラスターの概念自体が疑わしいと思っているほりこしです(笑)

理由としては、
1.磁石などの力でクラスタが細かくなるくらいだったら、より大きな物理的力を受けるインジェクタの所で細かくなりはしないのか?

2.そもそも大きな固まりになりたくて固まっているものを、例え小さくしてもすぐに元に戻ってしまわないのか?

3.クラスタという概念が存在すると仮定して、何故絶縁体でしかも非磁性体のガソリンが磁石に影響されるのか?

と言う話は置いておいて…

インジェクション制御は意外に正確に行われています。
補正値で一番大きなものは電圧補正でしょうね。
電圧変動でインジェクタの無効噴射時間が変わるからです。
燃料温度補正もやっている車もありますが、国産車では(たぶん)皆無だと思います。

クラスタ(と言う概念が存在すると仮定して)の大きさとインジェクション量の関係ですが、液体粘度が変化するほどクラスタ云々が影響する事はあり得ないでしょう。
その位変化するならクラスタの存在自体が実験室で確かめられるはずですから。



▲[ 6274 ] / ▼[ 6283 ]
NO.6276  Re[4]: 燃料の粘度
□投稿者/ たか -(2002/06/21(Fri) 10:35:42)
□U R L/
クラスタはあるかもしれないがクラスタがバラバラになるということには
疑問をもっているたかです。

> クラスタ(と言う概念が存在すると仮定して)の大きさとインジェクション
> 量の関係ですが、液体粘度が変化するほどクラスタ云々が影響する事は
> あり得ないでしょう。
> その位変化するならクラスタの存在自体が実験室で確かめられるはずですから。

でも実際、燃料の粘度って変化しないものなんでしょうか。
エンジンオイルってかなり粘度変化しますよね。
分子構造がまったく違うと思うので比較は出来ないんでしょうけど。
ガソリンの粘度を計った人って多分いないのではないでしょうか。

私はこう考えます。
○基本的に同一環境下では分子の密度は常に一定だか
 全体の密度は、その環境によって変化する。
例えば熱。
物質は熱が加わると分子の密度が変化しますよね。
冷えれば固まり、熱ければバラバラになる。
それが熱ではなく他の要因で分子密度が変化することがあるかどうかは
分かりません。

ただ、私の興味は、
「分子の密度により、その燃焼に差があるのかどうか」
というところです。



▲[ 6276 ] / ▼[ 6285 ] ▼[ 6284 ]
NO.6283  Re[5]: 燃料の粘度
□投稿者/ ノズ・コレ -(2002/06/23(Sun) 17:55:30)
□U R L/
>クラスタはあるかもしれないがクラスタがバラバラになるということには疑問をもっているたかです。
理化学辞典によりますと、「クラスター」という化学門語がありますから、化学者のあいだでは理論として成立っていると考えています。
ちなみに、クラスターとは、数個から数百個の原子または分子の集団をいいます。

さて、磁力系燃費グッズで、クラスターが分解できるかどうかには、みなさん、明言していません。私は、クラスターがより集合された超微粒子や微粒子の世界では、分解はできると思います。燃費グッズで紹介されている燃料の細分化は、おそらくこの世界なのでは?

分解された微粒子(仮定です)は、より表面積が大きくなりますから、燃え易くなります。エンジン内に流入するときの空気抵抗も減りますから、燃焼速度も速くなります。したがって完全燃焼に近付くから、燃料節約となり燃費は上がります。

燃料系燃費グッズのHPの説明をみて、私は以上のように解釈しています。

>でも実際、燃料の粘度って変化しないものなんでしょうか。
>エンジンオイルってかなり粘度変化しますよね。
>分子構造がまったく違うと思うので比較は出来ないんでしょうけど。
>ガソリンの粘度を計った人って多分いないのではないでしょうか。
これについては、書きこみを読まれたBIGな方が、ひょっこり現れて回答を出してくれるかもしれません。
それに期待しましょう。



▲[ 6283 ] / 返信無し
NO.6285  Re[6]: 燃料の粘度
□投稿者/ たか -(2002/06/23(Sun) 22:54:21)
□U R L/
> さて、磁力系燃費グッズで、クラスターが分解できるかどうかには、みなさん、
> 明言していません。私は、クラスターがより集合された超微粒子や微粒子の世界では、> 分解はできると思います。燃費グッズで紹介されている燃料の細分化は、おそらく
> この世界なのでは?

分子の結びつきが物理的に分解できるかどうかということでは、分解できると思います。
熱を加えれば簡単に分解できますよね。
ただ一時的に極度の熱で、分子をバラバラにしても(液体を気体にしたときなど)
常温ではすぐにもとの液体に戻ってしまう。
そういうのはすぐに理解できるんですが、液体のままの状態で、超音波などを
当てずに、その分子の結合をバラバラにするとのいうは、よく理解できないんです。
私の頭の中では分子がそれぞれバラバラになってしまうというのは
液体が気体にならない限り無理なのではないかと思うのです。

液体の塊の状態で分子の結合が離れた場合、分子と分子の間には一体何が
あるんでしょうか?

> 分解された微粒子(仮定です)は、より表面積が大きくなりますから、
> 燃え易くなります。

液体が液体のままでどうして表面積が大きくなるんでしょうか?
液体とは表面積をもっとも小さく保とうとする性質があります。
液体の表面積を大きくするには物理的に細かく分けるしかありません。
つまり霧状態にでもしない限り表面積は増えませんよね。
燃料が気体化した場合が一番表面積が増えている状態だと思います。

ただ私が言いたかったのは可能性として、液体の分子の結合をゆるいものに
することができたなら、インジェクタで通常よりも細かい霧ができる可能性は
あるかなと思ったのです。
細かい霧ができると確かに表面積が増えるので燃料は完全燃焼しやすく
なるでしょう。
で、液体の分子の結合が弱まった場合の液体の状態として、粘度の変化で
わからないものかと思ったのです。
もしかしたら磁石を通った後の燃料ってよりサラサラしてないかなと。



▲[ 6283 ] / ▼[ 6305 ]
NO.6284  Re[6]: 燃料の粘度
□投稿者/ ほりこし -(2002/06/23(Sun) 22:00:52)
□U R L/
> 分解された微粒子(仮定です)は、より表面積が大きくなりますから、燃え易くなります。

これを見てふと思ったほりこしです。
インジェクタから噴射されるガソリンは、霧と言うほど細かくなくてどちらかというとシャワーに近い状態だと思います。
これを改善するために超音波振動板に当てたり、二次空気を導入して霧化促進を行ったりする位ですから。
だとすると、空気との接触面は霧化状態にのみ左右されてクラスタ云々の話ではないような気がしてきました。

ガソリンという炭化水素の固まり1粒の大きさは計算すれば出ると思いますが、インジェクタから出てくるガソリンの粒はその1,000倍とか1万倍の世界ではないでしょうか?



▲[ 6284 ] / ▼[ 6308 ] ▼[ 6307 ]
NO.6305  Re[7]: 燃料の粘度
□投稿者/ たか -(2002/06/25(Tue) 23:45:05)
□U R L/
> だとすると、空気との接触面は霧化状態にのみ左右されてクラスタ云々の話では
> ないような気がしてきました。

そうなんですよ。
燃料が燃えるには酸素と結びつかないといけない。
仮にクラスターが存在してその塊がバラバラになったとしても
中心の方の分子が表面に出てこない以上酸素と結びつくことができないですよね。

もし可能性があるとすれば、磁石により燃料の分子が「整列」するのかも
しれません。
モデルを作りましょう。
燃焼をインジェクターで霧化された燃料の一粒に絞って考えてみましょう。

この場合燃料の粒の表面から始まった燃焼反応が、燃料全体に分子単位で広がって
いくわけですが、この分子の並びが非常に均一な状態になっていたら、
分子の反応は、並びが不均等な状態に比べ速いスピードで進んでいくような
気がしますがどうでしょうか?

磁性体でない燃料が磁石の影響を受けるかどうかについては
この次の議論になるでしょう。



▲[ 6305 ] / 返信無し
NO.6308  Re[8]: 燃料の粘度
□投稿者/ ふく -(2002/06/26(Wed) 13:02:06)
□U R L/
実際には酸素なしでは燃えませんから、
表面が燃焼→酸化物がはぎ取られ新たな酸素供給→燃焼継続 または
表面が燃焼→その熱で燃料滴が気化→周囲の酸素と混合しながら燃焼
だと思うのですが、こうなると燃料滴内部の構造がどうのこうのなんて
関係ないような気がします。燃料滴の気化と燃料滴外部の気体の交換が
順調になされるかどうかが問題。燃焼速度がただの混合気だと1〜2m
/sに対して、気流に乱れがあるエンジン内の混合気だと50m/sに
なるなどという話がそれと関係するのかと思っています。

燃料滴の大きさが変化するなら別でしょうけど。それは測れる環境がある
ところなら測れそうですね。



▲[ 6305 ] / ▼[ 6309 ]
NO.6307  Re[8]: 燃料の粘度
□投稿者/ ほりこし -(2002/06/26(Wed) 12:25:46)
□U R L/

> もし可能性があるとすれば、磁石により燃料の分子が「整列」するのかも
> しれません。
>
分子配列を変えると言うことは、物性そのものを変えると言うことですよね。
普通は分子を整列させると固体になっちゃうような気がします。
もちろんガラスのように、固体でありながらも分子配列がバラバラのものもありますが。

> この場合燃料の粒の表面から始まった燃焼反応が、燃料全体に分子単位で広がって
> いくわけですが、この分子の並びが非常に均一な状態になっていたら、
> 分子の反応は、並びが不均等な状態に比べ速いスピードで進んでいくような
> 気がしますがどうでしょうか?
>
バラバラの方が燃えやすいというのがクラスタ論ですよね。
うーん…



▲[ 6307 ] / ▼[ 6310 ]
NO.6309  Re[9]: 燃料の粘度
□投稿者/ たか -(2002/06/26(Wed) 13:56:01)
□U R L/
> 分子配列を変えると言うことは、物性そのものを変えると言うことですよね。
> 普通は分子を整列させると固体になっちゃうような気がします。

たしかに……。
でも、固体って分子同士が高く結びつきあった状態でにあるのに対し、
液体はある程度結合がはがれた状態と考えると、整列しても結合していない
状態って考えられないでしょうか。
緩やかな結合のまま並びだけが"ある程度"そろうというようなことですが。

> バラバラの方が燃えやすいというのがクラスタ論ですよね。
> うーん…

私も、ほりこしさんと同様クラスタ論には(?)なので。(^^;
分子がバラバラになってしまうということは気体になってしまうと
考えていますので、液体状態である限り分子の結合は分離していないと
考えた方がいいと思うのです。

昔、テレビで磁化水の特集をしていた時に
「磁石を通した水を凍らせると、磁石を通していない氷に比べ
固まるスピードが速い」
という実験をしていました。
私はあれは、液体の時に整列した分子が固まる時に整列したまま分子が
結合していったので、並んでいない場合よりも速く結合できたのでは
ないかと思っています。
水の場合、磁石を通した水の方が、凍らせた時の結晶がきれいな六角形に
なっているようです。



▲[ 6309 ] / ▼[ 6311 ]
NO.6310  Re[10]: 燃料の粘度
□投稿者/ ほりこし -(2002/06/26(Wed) 17:29:45)
□U R L/
> でも、固体って分子同士が高く結びつきあった状態でにあるのに対し、
> 液体はある程度結合がはがれた状態と考えると、整列しても結合していない
> 状態って考えられないでしょうか。
>
水は分子がバラバラですよね。
氷は結晶を作るくらいですから配列がそろっています。
その中間??

> 昔、テレビで磁化水の特集をしていた時に
> 「磁石を通した水を凍らせると、磁石を通していない氷に比べ
> 固まるスピードが速い」
> という実験をしていました。
>
これ、再現実験が出来そうですね。
冷凍庫に磁化水と普通の水を入れて、一緒に照明とビデオカメラも入れて(動き続けるかな?)観察するというのが面白そう。
私のページの実験コーナのネタにしてみようかな(笑)



▲[ 6310 ] / 返信無し
NO.6311  Re[11]: 燃料の粘度
□投稿者/ たか -(2002/06/26(Wed) 17:33:50)
□U R L/
> その中間??

そう、その中間です。

> これ、再現実験が出来そうですね。
> 冷凍庫に磁化水と普通の水を入れて、一緒に照明とビデオカメラも入れて
>(動き続けるかな?)観察するというのが面白そう。
> 私のページの実験コーナのネタにしてみようかな(笑)

是非(笑)



▲[ 6267 ] / ▼[ 6272 ]
NO.6268  Re[1]: 燃料分子の大きさ
□投稿者/ ほりこし -(2002/06/19(Wed) 17:23:48)
□U R L/
http://wwwacty.phys.sci.osaka-u.ac.jp/~atom11/water/water_cluster.html
こちらのページが参考になるかも知れません。
ガソリンではなく、水やアルコールのお話です。



▲[ 6268 ] / ▼[ 6280 ] ▼[ 6279 ] ▼[ 6275 ]
NO.6272  Re[2]: 燃料分子の大きさ
□投稿者/ 茶音 等 -(2002/06/20(Thu) 18:45:22)
□U R L/
沢山のレスありがとうございます。
ほりこしさんの紹介して下さったページによると、クラスターというもの自体が実在するのか怪しいと書いてありましたが・・・。

燃料分子が大きなクラスターを作っていたら、燃料はドロドロして流れにくい状態なんですね。
燃料が噴射されて霧化して、それが空気と混ざり合って混合気になるんですよね。その時にクラスターが大きいままだと、うまく気化しないんでしょうか?

ノズ・コレさんは、燃費グッズは1系統1品目を推奨されてました。
燃費グッズが互いに影響しあって、色々な効果が出ると。
イオン系燃費グッズやトルマリンも、活性化した空気で燃料を完全に気化させて、燃えやすい混合気にする効果があるんでしょうね。

ノズ・コレさん、良かったらその組み合わせのコツを教えてもらえないでしょうか?



▲[ 6272 ] / 返信無し
NO.6280  Re[3]: 燃料分子の大きさ
□投稿者/ ノズ・コレ -(2002/06/21(Fri) 14:43:13)
□U R L/
茶音 等さん。こんにちは。

>ノズ・コレさんは、燃費グッズは1系統1品目を推奨されてました。
>燃費グッズが互いに影響しあって、色々な効果が出ると。
>イオン系燃費グッズやトルマリンも、活性化した空気で燃料を完全に気化させて、燃えやすい混合気にする効果があるんでしょうね。
燃費向上グッズは、おのおの、燃費向上のための処理方法が違います。
もちろん、同じ系列で、似通った処理のグッズもみられますが。
同系列で、違う燃費グッズを付けられた場合、それぞれの作用・効果が潰しあいとなり、燃費向上がみられないケースが多々あります。
なかには、それぞれの燃費向上グッズの相加効果や相乗効果で、上手に燃費向上するときも考えられますが、そういったケースは、まれでしょう。
無難な装着方法で、私は、1系統1グッズをすすめています。
また、取扱い説明書にかかれていない取扱いをされて、トラブル発生のときは、自己責任となりますから、メーカー保証はされません。
このようなことを念頭に置いて、燃費向上グッズとおつきあいください。

>ノズ・コレさん、良かったらその組み合わせのコツを教えてもらえないでしょうか?
1部の「燃費ひとくち講座」でも触れていますが、
・カタログの原理・作用が明確に謳ってあること
・雑誌やインターネットで、評判の良いもの
・自分のポケットマネーにあっているもの

くらいが挙げられます。
いくら宣伝文句が強烈でも、私はすぐにとびつきません(まれに例外があります)。

もう1つ、大切なことは、
「グッズを生かすも殺すも、ドライバー次第」

ということ。
体感があったからといって、やたら急加速急減速をしたら、かえって、燃費ダウンするのは、あたりまえ。燃費向上グッズを付けられたら、微妙なアクセルレスポンスの違いを感じ取れるくらいのこまやかな配慮が必要になってきます。
そういったわずかな気配りの積み重ねが、燃費向上10%、20%や30%アップに繋がっていくのです。



▲[ 6272 ] / 返信無し
NO.6279  Re[3]: 燃料分子の大きさ
□投稿者/ たか -(2002/06/21(Fri) 11:40:20)
□U R L/
> 燃料が噴射されて霧化して、それが空気と混ざり合って混合気になるんですよね。
> その時にクラスターが大きいままだと、うまく気化しないんでしょうか?
> イオン系燃費グッズやトルマリンも、活性化した空気で燃料を完全に気化させて
> 燃えやすい混合気にする効果があるんでしょうね。

燃料が気化するほどの温度になるとクラスタの大きさは
もう関係なくなるのではないかと思います。
ちなみに常温では、燃料は気化しません。
混合気といっても、決して燃料が気体化している訳ではないので……。

ただ、混合気が燃焼室に入ってきた時に、燃焼室の側面やピストンに触れた燃料が
その熱で気化しますが、それでも燃料が気化するための温度が、
磁石を通ったりマイナスイオンがあるからといって下がるとは思えません。



▲[ 6272 ] / 返信無し
NO.6275  Re[3]: 燃料分子の大きさ
□投稿者/ 流れ者 -(2002/06/21(Fri) 10:31:49)
□U R L/
クラスターという概念自体は、間違っておりません。
現在の化学では、溶液中では各々の成分がばらばらに存在しているわけではなく、
なんらかの集合体を形成しており、それが化学反応に関わっていると考えるのが、
一般的になっています。
(ものが溶ける、溶けないという現象にも、そういったことが関わってます)
ただ、液体中でのそれらの集合体を直接測定するのはかなり困難である、というのが実情なので、
一概に、クラスターがあるからこうだ、構造が変化するからこうだ、とは明確に言えないのが
現在の状況だと思います。
ほりこしさんの紹介されたサイトの趣旨も、そのようなものだと思います。
燃料のクラスターも、存在するのか、存在するとしたらどの程度の大きさか、
それがどういう役割を果たすかは、まだ不明だと思います。
クラスターに関連する現象を系統的に説明できる理論は、私の知る限りではまだありませんが、
クラスターそのものは確かに存在するようだ、というのが溶液を扱う化学者の一般的な考えです。

ご参考まで。



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