10月2日の読売新聞夕刊の記事「ニセ科学横行防げ」を読んだ人は、どのくらいいるでしょうか。
記事の内容を簡単に紹介すると、
日本物理学会で、それぞれのボトルに「ばかやろう」「ありがとう」などの言葉を貼り付けると、「ばかやろう」を貼り付けたボトルだけカルシウムが増減した。これは「言葉の持つエネルギーが元素の各変化を引き起し、別の元素の変化したためと考えられる(まるで「燃費工場」じゃないか? 共同研究者があの江本勝といえばわかりやすいでしょう)」と発表した助手が、参加者から「それは科学ではない」との批判が相次いだ。発表者は基本である再現実験も行っておらず、「言葉の持つエネルギーがどの程度の大きさなのか」という質問にも答えられなかった。学会では厳しい批判は珍しくないが、「科学ではない」とは異例の発言である。
しかし、この話は学校教員には受けがよく、道徳の授業に使われることもよくある。「ニセ科学が学校に入り込み、子供たちを毒している。と危機感を抱いている研究者たちが、ニセ科学フォーラムを開催した。ニセ科学を見抜く能力を社会全体に広めて、ニセ科学の横行を防ぐのが目的だ。
というものです。
そしてニセ科学フォーラムのページには、
OECDの調査によると、わが国の大人の科学的リテラシーは先進国中で最低の水準にまで落ちこんでいる。
という記述があります。
この記事をここに持ち出す理由は、説明の必要もありませんね。
一言だけいわせてもらうなら、 私が相手が怒るのも承知のうえで執拗にノズ・コレ、スーパーてつ批判を続けるのも、まったく同じ理由です。
ノズさんは、このたびめでたく教団を設立されたようで。木の洞で同好の士と語らうぶんには、世の中に害毒を流すこともないでしょう。
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