2006年式 マツダ MPV 23T 2300ccターボ 6AT FF

燃費情報

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燃費を向上させる製品を「車種別」にカテゴリー分けしていますので、愛車に適した燃費の向上方法を調べることができます。

2006年式 マツダ MPV 23T 2300ccターボ 6AT FF

愛車情報
2006年式 マツダ MPV 23T 2300ccターボ 6AT FF
満足度
90点
燃費向上率
9.4km/L→10.1km/L(テストコース検証時の参考値)
商品名
Geiger-R BlackBox ProV2
メーカー
Geiger-R
購入方法
燃費一番プレゼント
グッズ種類
その他
使用感等
今回、Geiger-RさんのBlackBox ProV2のプレゼントに当選させて頂きましたので、その使用感を投稿します。
メーカー様には大まかにお伝えしてあったのですが、当選から投稿まで時間がかかったことをはじめにお詫びいたします。
本商品は、公式ホームページ上では最上級モデルにあたります。
それ故かサイズが比較的大きく(実測で84W×60D×20H)、特に効果が大きいと思われるエンジン回りへの取り付けはやや難しい面があります。
(なお取付スペースが厳しい場合はGeiger-R(チップ)がよさそうです)
なお本商品についてメーカー様に問い合わせたところ、本体裏側にあるメッシュ状の開口部の延長線上に被対象物が来るように設置するのが望ましく、エンジンであればピストン・シリンダ部を目標にするのが一番良いとのことでした。
今回は3か所への取り付けを試みました。理由としては取付車両MPV 23Tはエンジンヘッドカバー上部にインタークーラーが設置されており、普通に貼り付けるだけでは効果的な取付方法にはならないと判断したためです。
試した順番と取付方法は以下となります。
(1) シリンダヘッドカバー側面に横向きに設置。
そのまま設置可能な個所がここしかなかった。しかし開口部はカムシャフトの軸方向を向いている状態。
(2) 車室内センターコンソールの手前に設置。
車室内でも効果があるケースがあるとのことで実施。
(3) くさび形のブラケットを自作し、ヘッドカバー中央部側面にブラケットを介して取付。
ブラケットの経常次第で貼付け面に対して本体開口部の向きを調整することが可能になるので、開口部延長線上にピストン・シリンダがあるように設置した。
結果は以下となります。
(1) 殆ど差異を感じられず。体感はプラシーボといわれれば否定できないレベル。
(2) 乗り心地はいいような感覚もあるが、動力性能に関しては差異は(1)と差はない。
(3) エンジンへの作用に特化した取付方法であった為か、走りにスムーズさと力強さが得られるようになった。
以上から詳細な検証は(3)に対してのみ行いました。
その結果についての詳細は以下でした。
・体感:トルクに余裕が生まれ、平地→登坂でのATロックアップ外れが起きにくくなった。
(低い回転数を保ったまま登り勾配を走行可)
静粛性、レスポンスも向上していると感じる。
・効果の出方:自車の場合は取り付けて比較的すぐに効果が得られた。ほぼ即効性があるといえるレベル(5kmも走れば効果は感じられた)。
この取付に変更後、1ヶ月様子を観察したが、取付直後意外に大きな変化は感じられず。
・着脱テスト:取付有無の差をテストコースを用いて簡易的に検証した。
条件:
同一コースを暖気終了状態でエアコンなし・1名乗車で走行。テストコース距離は6.8kmの一般道で、信号(全21個所)はあるが渋滞はないルート。
気温は概ね26度前後で天候は晴れ。アイドリング時間は両試験をほぼ同じになるように調整。
なお、本商品の着脱にはインタークーラーの着脱が必要だったが、走行後は熱で作業がしばらく難しいため、装着有無の比較テストはそれぞれ別日に実施した。
結果:
装着なし:平均速度22km/h 燃費9.4km/L
装着あり:平均速度22.8km/h 燃費10.1km/L
(ただし装着なしの試験時よりも信号のつながりは良かったので、実際はここまでの差はないはず)
試験時の体感(参考)
装着なし:すこしエンジンがガサガサする感じでトルクも薄くなったように感じた。
装着あり:装着なし→再装着での試験実施。その為か最初の数kmは効果が感じにくかったが、
試験開始ごろには力が上記の感覚が得られ、非常に走りやすくなった。
自車は他のチューニングも施しており、他車で同等の効果が得られるかは不明ですが、おそらく他のチューニングに対して悪影響を及ぼしてはいないようです。
上記の試験結果は、走行環境(信号での停車の影響)に少し差異があると感じておりますのであくまで参考ですが、
それでも10・15モード燃費が10.2km/Lの13年以上前の車両で上記の結果は望外であり、本商品は良いものであると私は考えています。
ただし燃費はあくまで車両への変化の指針の一つだと思います。
私はいつでも車両の動きは変えないようにしていますので、車両側に変化があればそれはアクセルやブレーキの使い方に影響が出ますから、その結果燃費が変わると認識しています。
本商品に燃費を求められる方がおられるようでしたら、走り方を意識して頂くとよいのではと考えています。
満足度を90点としたのは、効果は良いですし商品に相応の利益も必要ではありますが、やはり多少高価ではあるかなという面からです。お試しで手を出すには少し躊躇してしまう価格帯かもしれないですので。

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2020年6月9日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリー:マツダ

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