car04.gif

燃費向上グッズアルバム
しとろ炎様 マイナスイオン発生機

car04.gif



bargreenday.gif


No 6. しとろ炎様 マイナスイオン発生機

グッズ種類
その他
商品名
マイナスイオン発生機(車用)
メーカー
ユニヴァ−サル企画
投稿者
しとろ炎
投稿日
2004/07/14
愛車情報
1993年式 シトロエンAX GTI FF NA


AX GTI

shitoro-00.jpg

愛車は1993年型のシトロエンAX GTI です。
ボディは全塗装で色変えしてます。8万円で塗ってくれる京都の業者がいました。
1360cc で95馬力/6800回転。トルクは12キロほどです。
プジョー製のエンジンで、有名な106テンサンラリーなどと兄弟エンジンです。
ただし燃料制御はラリーがマレリ製、この車はボッシュのモトロニックMP3.1です。
車体重量は820キロほど。非力ですが、この重量ですから、かなり俊敏に走ります。
新車から乗っており、そろそろ全体的に手を入れてやる頃なので、ついでに色々とファインチューニングも施してます。

上面
shitoro-01.jpg
有限会社「ユニヴァ−サル企画」から出ている、放電式のマイナスイオン発生機を車に取り付けてみました。
マイナスイオンが燃費やトルクによい影響を与えるという事実はあちこちで宣伝されており、放射性物質をシート状の製品などに練り込んで、それが発するベータ線(電子線)の働きによってマイナスイオンを発生させるグッズなどがあるようです。
それらの解説を読んでみると、どうやら大量に発生するほど効果があるらしいので、それならひとつ、電気式のイオン発生機を直に取り付けてやったらどうだろうか、と思いつきました。写真は部品全体を上から撮ったものです。
ジェネレータの部品は耐熱ではないので、加工が必要でした。
まず、白く写っている楕円のものは、自作の耐熱ポリカーボネートの板です。
これにジェネレータの放電針3本が顔を出す穴を開け、断熱シートを挟んだ上で下から取り付けました。
裏側
shitoro-02.jpg
その発生装置を取り付けた楕円のポリカ板を裏側から見たところです。
銀色のアルミ断熱層を持つカーボン系の断熱シートが見えています。
まん中のエポキシで固められた細長い部分が、イオン発生装置の本体です。
断熱シートの外側に白く写っている縁の部分はシリコンゴムで、クリーナ取り付けるときのパッキングの働きをするものです。
緑と黒のリード線の先に、高電圧発生装置が見えてます。
ユニット
shitoro-03.jpg
装置をボルトとステイで固定し、ひとつのユニットにまとめた図です。
楕円の上部、三本の放電針の左右に一つずつ出ているプラスチックの白いナットを回すと、一番下の左右に細長い基板が上へと持ち上がってきて、その基板の端に取り付けられた黒いゴムブロック二つがクリーナボックスの一部を挟むようになって固定されます。
クリーナボックスへの取り付け
shitoro-04.jpg
クリーナボックスに取り付けたところです。
このボックスにはレゾネータという部分があります。ヘルムホルツの共鳴器の原理で、エンジンノイズの特定の音を選んで共鳴させ、静かにさせようとするものです。図では白い楕円から下の部分です。
ジェネレータはその共鳴箱の口を塞ぐように取り付けてあるわけです。
このように加工するとノイズ低減は望めなくなりますが、ひどくうるさくなるということはありませんでした。
共鳴箱全体を断熱箱として流用するため、ボックス内部にも断熱塗料を吹き付けました。
イオン測定
shitoro-05.jpg
エレメントを取り付け、上から見たところです。
横(写真では上)から吸気が入り、エレメントを通過してからジェネレータのイオンと合流し、手前へ抜けてきてシリンダーヘッドへ向かいます。
イオンカウンターで測定しているのですが、250万/c・以上出ています。
このジェネレータから燃焼室までは距離にして3〜40cmぐらいです。
吸気は非常に高速で流れ込みますので、寿命の短いマイナスイオンも消えないうちに十分エンジンに流れ込みます。
エンジンルーム
shitoro-06.jpg
エンジンルームです。
赤い線で囲んだのがエアクリーナボックスで、点線部分にエレメントがあります。
赤い楕円で示したのがイオンジェネレータの位置です。


総合評価

かなり効果がありました。
主に感じられるのは低速トルクで、2000〜3000回転ぐらいがはっきり力強くなり、レスポンスが良くなりました。
アーシングが最高にうまく行ったとき、もしくはバッテリー安定化回路のコンデンサーを適切な容量のもので調整したときのような感覚です。
高い回転での効果はあまりわかりませんが、そのあたりの理論的な裏付けはまだあまりはっきり把握されていないようです。
Noxも減るということですが、測定装置がありません。
燃費は良くなりました。
同時期にステンレスのエキマニに交換したので、厳密な数値は公表しても意味がないですが、約一割アップです。
これが本当にマイナスイオンのせいかどうかは私には立証できませんし、他の原理によるイオングッズと同じ作用かどうかもわかりません。
ただ、効果は大きいと思います。手間がかかりますが。



戻る

トップへ